文と写真⚫︎Believe Japan 2024/2/15(木)配信 2022年4月に立ち上がった「車椅子簡易固定標準化コンソーシアム」。ビリーヴでもその動向を取材し続けているが、スズキスペーシア(販売店装着アクセサリー)、トヨタハイエースへの採用も始まり、今年はその普及に勢いが増しそうだ。 そこで、今回はコンソーシアム設立から尽力し続けている、事務局の太田吉彦さんに話を伺った。 ーそもそも、コンソーシアム発足のきっかけは何だったのでしょうか?ー 「日本自動車工業会での活動となる『車いす固定標準化タスクフォース』が、自動車メーカー側の母体となります。まず、20年まで日本自動車工業会には、福祉車両を製造・販売しているメーカーが集まった「福祉車両部会』があって、そこでさまざまな課題を協議していました。その活動のなかで『車いすと車両をワンタッチで固定できればとても便利だろう』と、当時のトヨタさんが声を上げたのがきっかけとなります。そして、これをみんなで実現して将来的に標準化していければ、バスなどの公共交通機関でも使用でき、そのメリットは計り知れないものになるだろうと考えたわけです」 ー参加は自動車メーカーだけだったのでしょうか?ー 「もちろん、車いすと車両の固定にまつわる話ですから、自動車メーカーだけでなく、車いすメーカーさんの協力も必要になります。そこで、当時『福祉車両部会』でもお付き合いのあったJASPA(一般社団法人 日本福祉用具・生活支援用具協会)さんにお声がけして、一緒にやりましょう!ということで快諾いただきました。ちょうど経済産業省からも、こういったことの規格化の話が出ていまして、廃止になった福祉車両部会に代わって車いす固定標準化タスクフォースを自動車側の窓口として設立しました。まさにタイミングが噛み合った感じです」 ー現在の参加社を教えていただけますか?ー 「いすゞ自動車株式会社、株式会社カワムラサイクル、ジェイ・バス株式会社、スズキ株式会社、ダイハツ工業株式会社、 トヨタ自動車株式会社、日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社、日進医療器株式会社、日野自動車株式会社、本田技研工業株式会社、株式会社マツダE&T、株式会社松永製作所、 株式会社ミキ(50音順)となります。このコンソーシアムは、とても社会的意義のなる内容だと自負しているのですが、それぞれのメーカーにも事情があるので、各々法務部にも入っていただいて、準備に1年ぐらいかかりました。開示しておりませんが、会則ももちろんあります」 ー経済産業省のいう規格化とは、どのようなものなのでしょうか?ー 「経済産業省は高齢化先進国の日本ならではの福祉・介護の取り組みを国際社会に提案したいということで本件のISO(国際)規格化を目標として、まず国内規格のJIS化を推進されている状況です。ただ同時に『規格化はあくまで規格化であって、具体的にどのように周知して売っていくかなどは、民間であるメーカーさんが考えること』というスタンスですから、コンソーシアムとしては、これらを同時に前進させなくてはなりません。この活動としては、社会に普及して使っていただかないと意味がないので、車いす業界と自動車メーカーが力を合わせてやっていくというイメージです」 ー今回のアンカーバーに関して、苦労された点を教えてくださいー 「この仕様は、みんなで意見をいいながら結果的にここに辿り着いたという感じです。この形状・位置については、トヨタさんの先行商品があるなかで、みんなでその実車を体験をしたり、最適な配置についてオープンに協議した結果です。難しかったのは、車いすの最低地上高ですね。これは、車側から見れば低ければ低いほうがいいんですが、車いす側からすれば、低いと日常使いの邪魔になる。現在50㎜になっていますが、まさにせめぎ合いの結果です。もちろん車いすご利用者の体重によるアンカーバー高さ変化についても測定していて、一般的な車いすの耐荷重に合わせて、車いすのご利用者が100kgまでの方なら問題なく固定できる仕様にしています」 ーこれまでの活動をとおして、手ごたえはいかがでしょうか?ー 「まずはみなさんの理解と協力があって、このコンソーシアムを立ち上げることができたことにあらためて感謝しています。組織の壁を超えて参加いただくことは想像どおりハードルが高かったですね。次にガイドラインを定めて、それを公のものにできたこと。そして、これを使った商品が世の中に出てきたということ。やっとここまで来たという感じです」 ー今年の活動はどのようになりますか?ー 「ご存知のように、車いす移動車は通所介護施設がいちばんのユーザーとなります。ですから、実際に使っていただいてそのよさを実感していただくのが好ましいと思い、この年央から実証実験を行う予定です。複数の施設で各々3カ月程度使っていただき、使い勝手向上を実感いただくと共に、効果を測定できればと思っています」... ...
On 2024年2月15日 / By wpmaster2023/12/25(月)配信 スズキは、「セニアカー」を一部仕様変更し、12月22日より発売を開始した。 今回の一部仕様変更では、車両前方に取り付けた障害物センサーが前方の障害物を検知すると、メーター表示やブザー音で運転者に警告、さらに障害物との距離が短くなった場合は自動で減速する「障害物検知サポート」を搭載。 また、手押し操作中に一定以上の速度とならないよう速度を抑制する、速度抑制機能付クラッチを採用したほか、前方を明るく照らすことで視認性を高めるLEDヘッドライトを採用し、安全機能を向上。さらに、シートとアームサポート部分のクッションが改良された。 スズキは、「セニアカーは、買い物など日常の移動手段として、主に徒歩や自転車での外出が難しい高齢者の方が利用いただいているハンドル形電動車いすです。搭載するバッテリーの電気を使ってモーターで動き、ご家庭の100Vコンセントに充電コードを差し込むだけの手軽な操作で充電ができます。使用時の最高速度は、時速1km~6kmの間で設定が可能です。道路交通法では歩行者として扱われるため、運転免許は必要ありません。安全性への配慮に加え、快適な乗り心地と扱いやすさでご好評をいただいています」としている。 ⚫︎価格(消費税非課税)セニアカー ET4D:41万8000円 ...
On 2023年12月25日 / By wpmaster2023/12/8(金)配信 スズキは、11月に全面改良した新型「スペーシア」をベースとした、福祉車両「スペーシア 車いす移動車」を設定し、2WD車は12月22日、4WD車は2024年3月21日に発売すると発表した。 新型「スペーシア 車いす移動車」は、新しい衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」を全車に標準装備したほか、「低速前進時ブレーキサポート」や「後退時ブレーキサポート」などを搭載し安全機能が充実したことに加え、新たに4WD車を設定。 また、テールゲート一体型スロープに前倒し機構を採用したほか、車いす乗員用の手すりを回転タイプとすることで利便性を高めている。車椅子簡易固定装置を販売会社装着アクセサリーとして設定したことも新しい。 新型「スペーシア 車いす移動車」は、経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーS ワイド」、国土交通省による「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車」に該当する。 ⚫︎価格帯(消費税非課税)178万6000円〜201万5000円 ...
On 2023年12月8日 / By wpmaster文と写真●Believe Japan 2023/11/22(水)配信 東京ビッグサイトで開催された国際福祉機器展 H.C.R.2023(2023年9月27日(水)~29日(金)まで開催)。スズキブースで実施された、スズキ セニアカー「ET4D」、エブリイワゴン 車いす移動車、ワゴンR 昇降シート車、そしてスペーシアをベースとした車椅子簡易固定装置装着車による実演の模様をお届けします。 関連記事:【H.C.R. 2023 レポート】さらに進化した「スズキ セニアカー」(参考出品車) 関連記事:【H.C.R. 2023 レポート 番外編】「スズキ スペーシア(参考出品車)」で確認! 便利な車いすの簡易固定 ...
On 2023年11月22日 / By wpmaster文と写真⚫︎Believe Japan 2023/10/10(火)配信 ハンドル型電動車いすとして、広く愛用されている「スズキ セニアカー」。会場に展示された参考出品車には、新たに「障害物検知サポート」(車両前方の4カ所に装着された超音波センサーが、前方の障害物を検知すると警告と表示でユーザーに知らせ、最終的に車両を減速させることで衝突被害の軽減を図る)、「LEDヘッドライト」(従来のライトと比べて照射範囲や明るさを向上させ、周囲からの被視認性も高める)、「速度抑制機能付きクラッチ」(クラッチハンドルを握っての手押し操作中に、安全のため一定以上の速度にならないように、速度を抑制する)、「シートクッションの改良」(乗り心地の向上)という広範囲の仕様向上を実施。安全、安心を第一に、さらなる進化を遂げている。 ...
On 2023年10月10日 / By wpmaster文と写真●Believe Japan スズキは、福祉車両「WITH(ウィズ)」シリーズとして5モデルを展開しているが、2018年度は合計で2636台の福祉車両を販売。 そのなかで1000台以上を販売し主力となっているのが、「スペーシア 車いす移動車(173万7000円)」。こちらは、2018年2月にフルモデルチェンジ登場した新型で、テールゲートとスロープを一体にしたことで、ワンアクションで簡単に開閉できるようになった使い勝手のよさが高い評価を集めている。先進安全機能である「スズキ セーフティ サポート」を標準装備したことや、エアコンの風を効率よく循環させるサーキュレーターを備えるなど、ベースモデルそのものの進化も高評価を後押しする。 スロープ幅は680mmでスロープ角度は14°、対荷重200kgまで。 両側スライドドアを採用しており介助しやすい。 「エブリイ 車いす移動車(172万円)」と「エブリイワゴン 車いす移動車(193万7000円)」も合わせて1200台以上を販売する人気モデル。「エブリイワゴン 車いす移動車」は、2018年2月の改良で、左側スライドドアと連動して作動する電動オートステップをオプション装備として採用している。エブリイシリーズの特徴は、車いすを載せた状態でさらに後席に介助者が座れること。 開口幅は最大で1340mmと広く、乗り込んだときのゆとりがある。スロープ幅は705mmでスロープ角度は14°、対荷重200kgまで。 車いす乗車時でも助手席側リヤシートに1名乗車可能となっている。 「ワゴンR スティングレー 昇降シート車(153万7000円)」にはワイヤレスリモコンが標準装備。 「ワゴンR 昇降シート車(139万円)」。後席に人が乗った状態でも車いすが収納できる。... ...
On 2019年4月30日 / By wpmaster文●Believe Japan 写真●Believe Japan、スズキ スズキのブースでもっとも注目を集めていたのが、「新型スペーシア 車いす移動車」。幅広いファミリー層から人気のミニバン「スペーシア」がフルモデルチェンジし、福祉車両もアップデートされた。車いす乗車がよりスムーズに行え、安全性や走りの質感が向上するなど充実した仕上がりだ。 メイントピックは、初めてマイルドハイブリッドが搭載されたこと。アイドリングストップしてから再発進する時には、モーターのみでクリープ走行し、エンジンの再始動も「ISG(モーター機能付発電機)」による静かなものとなっている。また、モーターがエンジンの出力をアシストし、力強く滑らかな加速力を発揮する。 高齢者ドライバーを優しくサポート 新型は、安全面での進化も著しく、とくに高齢者ドライバーをサポートする安全装備が充実している。代表的なものとしては、前方のクルマや人を検知する機能。近距離や夜間の検知に優れたレーザーレーダーと、中距離、長距離をカバーし、歩行者も認識する単眼カメラを組み合わせ、危険を素早く察知できるようになった。また、ブレーキによって衝突回避または衝突被害を軽減するブレーキ(デュアルセンサーブレーキサポート)が装備されたことに加え、ふらつきや車線逸脱の警報機能、後退時ブレーキサポートや踏み間違えによる誤発進抑制機能も備わる。 手軽な車いす乗車 車いす乗車をしないときには、前席2名、後席2名の4名が快適に乗れるようになっており、さまざまなシーンに対応する使い勝手のよさがうれしい。車いす乗車への切り替えも簡単で、後席は背もたれを前倒させ、シートを前に起こすというツーアクションで簡単に畳むことができる。車いす乗車も操作が簡単で素早く完了するように設計されている。 スロープの開閉は、スロープ左側にあるハンドルを握り、解除ノブを引き上げれば、後ろに倒すことができるという手軽さ。リヤ部分のリッド自体が下がる(テールゲート一体型スロープ)ことにより、スロープを伸縮させず、短い距離での乗り降りが可能になっている。 スロープをそのまま倒して接地させれば準備完了だ。スロープの突出する長さはわずか86cmで、狭い場所での乗り降りにも対応する。スロープの表面は滑り止め加工がされてあり、雨の日なども滑りにくくなっている。... ...
On 2018年5月18日 / By wpmasterスズキの「新型スペーシア」に車いすのまま乗車できる仕様が新たに設定された。スペーシアは昨年12月にフルモデルチェンジし、それに合わせて福祉車両「ウィズシリーズ」も新型ベースとなっている。 新型「スペーシア 車いす移動車」は、車両後部のスロープがワンアクションで開閉し、介助する方の負担が軽減され、車いすでの乗り降りがよりスムーズとなっている。さらに、安心・安全な運転をサポートする予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」を採用、衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)」も標準装備される。新型「スペーシア 車いす移動車」は、経済産業省や国土交通省などが普及を推進する一定の運転支援機能を備えた「セーフティ・サポートカー」と認定し、さらに、自動ブレーキ(対歩行者)やペダル踏み間違い時加速抑制装置、車線逸脱警報、先進ライトを搭載する「サポカーS ワイド」に該当する。 広い室内と乗り降りのしやすさ スペーシアの車いす移動車は、ベース車同様、室内の広さや使い勝手に優れ、頭上や足もと、後方の空間もゆとりあるスペースとなっている。リヤシートは折り畳み式で、4名乗車時でもベース車同等の後席スペースを確保(HYBRID G リヤシート付車、HYBRID X リヤシート付車)している。 乗降性は大きく改善され、ワンアクションで簡単に開閉できるテールゲート一体型のスロープが採用されている。車いすでの乗り降りをアシストする電動ウインチと、ワイヤレスリモコンが全車に標準装備。電動ウインチはベルトを素早く引き出せるフリーモード付とし、介助者の負担が軽減されている。また、室内の空気を効率よく循環させるスリムサーキュレーターや、後席ロールサンシェードを採用(HYBRID X リヤシート付車)するなど、後席の快適性が向上している。... ...
On 2018年2月10日 / By wpmaster文●Believe Japan 写真●スズキ 「出かけたい」という気持ちがどんなにあっても、足や膝、腰が痛いと、外出はおっくうになってしまいがちだ。建物のなかでは杖を使って歩行できるというひとも、屋外の移動は大変なもの。そんな高齢者向けに、「自由な移動」を提供しているのが「スズキセニアカー」だ。 高齢者向け電動パーソナルモビリティのパイオニア的存在のセニアカーは、家族や介助の方の手助けもなく、気ままに移動できるのが魅力。歩道を移動する電動車両は一般的に「シニアカー」と呼ばれるが、スズキは商標を取り「セニアカー」としている。 多くのひとが、荷物かごの付いた小さなゴルフカートのようなものを見かけたことがあるだろう。ここではその魅力について簡単に触れてみたいと思う。 ゆったりと走り、建物内にも入っていけるセニアカーは、発売以来30年以上にわたって多くのユーザーから高い評価を受けている。その理由はじつにさまざまだ。 【セニアカーの魅力】 ◎歩道、建物内を静かに移動できる。 ◎操作が簡単で、多くの安全機能が備わる。 ◎運転免許が必要ない。 ◎家庭のコンセントで充電できる。 ◎本体とオプション装備の購入価格が非課税。 ◎登録費用がかからない。 ◎スズキ独自の保険に加入できる(年間7000円~1万円)。 もともとは、ゲートボールを楽しむ高齢者が、家族に送ってもらうことなく、ゲートボール場まで移動できる乗り物がコンセプトであったともいわれるセニアカーだが、軽自動車の大手スズキならではの高い「機能性」も見逃せない。下はセニアカー(ET4D)の操作系を示したもので、「加速/減速」の操作がアクセルレバーを「押す/放す」だけと極めてシンプルではあるが、前後進の切り替えスイッチをはじめ、走行距離やバッテリー状態の表示、最高速度設定などがわかりやすくレイアウトされているのが見てとれる。 また、一般的な電動車いすにはない買い物かごやヘッドライト、ウインカー、ポジションランプを装備しているのも特徴。また、タイヤはパンクをしない空気が入らないタイプであるが、サスペンションを備えた乗り心地のよさには定評がある。 そして、ハンドルを切った角度に応じて自動的に減速して横転を防止する機能やアクセルレバーを強く握ると「急停車」をする機能も備わるなど、安全面の配慮もぬかりない。... ...
On 2017年8月29日 / By wpmaster文と写真●Believe Japan 高齢者や障がいのある方の快適な生活を提案する総合福祉展「バリアフリー2017」が、今年もインテックス大阪で開催された。23回目を迎えるバリアフリー展は、もはや春の風物詩としてすっかり定着し、今年は4月20日(木)~22日(土)の3日間で、のべ9万1356人という多くのひとが来場した。 医療、福祉にまつわるさまざまなデモンストレーションや展示、講演会などが行われたが、やはり福祉車両に対する注目度は高く、自動車メーカーのブースには、連日多くの来場者が訪れて、スタッフに対して熱心に、展示車両の機能や使い勝手などを確認している姿が見られた。各メーカーも注目のニューモデルを大々的に展示し、新しい機能などを積極にアピールした。 最近では、福祉車両を展示して、乗り降りなど実際の使い勝手を試すことができるショールームが増えている。それらは、バリアフリーはもちろん、それぞれの車両のまわりには大きなスペースがあるため、車いすでも自由に移動できるのでとても快適だ。しかし、福祉車両が数多く一堂に会して展示されるという機会は稀で、メーカーの垣根を越えて、気になるモデルを自由に比較できるということは、多くのユーザーにとってもありがたい。 ここでは、とくに関心の高かったモデルをメーカーごとにピックアップして紹介したい。 【トヨタ】 福祉車両をリードするトヨタのブースでは、コンパクトからミニバンまで、多様なラインアップで、終日賑わいを見せていた。そのなかで目立っていたのが、ハイブリッドモデルの人気の高さだった。会場では、福祉車両の燃費の目安について質問する来場者の姿も多く、その熱気の中心にあったのがプリウスPHEVの助手席回転チルトシート車。標準車の注目度の高さは福祉車両でも変わらず、実際に乗り降りを体験するための列ができるほどの人気ぶりだった。 プリウスPHEV 助手席回転チルトシート車 チルトシートは乗り降りされる方の腰の位置が高いことから、立ち上がりやすく、着座時も膝の角度がゆるやかで負担が少ないのが特徴。また、手動式のためスピーディーな操作が可能という手軽さもアピールしていた。 アーティスト大峰直幸氏によるデザインラッピングが施されたシエンタ。トヨタではおよそ30年前から、障害のあるひとの芸術活動を支援している。 【ホンダ】 8台の福祉車両が展示されたホンダのブースでは、「いつでも、どこでも、だれでも用途に応じて思いどおりに使える」というキャッチフレーズの新型コンパクトミニバン「FREED(フリード)」とホンダの福祉車両として高い人気を誇る「N-BOX」が主役だった。コンパクトながらも広大な室内空間を活かし、車いす利用者も含めて最大6名の乗車を可能とした「FREED+(フリード... ...
On 2017年5月5日 / By wpmaster© 2016-2020 Believe Japan, Inc. All rights reserved.