超高齢化社会へ向かう日本では、今後ますます介護を必要とする人が増え、逆にケアやサービスを行う人が不足することが懸念されている。一説には、2025年、およそ250万人が介護を必要とし、40万人近くの福祉の人材が不足するといわれている。
その危機的な状況を少しでも打破しようとするイベント「Awesome Future Festival ~ゲームと映画で体感する驚くべき未来とフクシとワタシ~」が、2017年3月12日(日)に京都で開催される。「介護はまだ先の話」や「大変そうな仕事」と思われがちな福祉の仕事を、体感型のシミュレーションゲームと全国公開を控える話題の映画を通して、さらに深く理解してもらおうというのが趣旨だ。福祉サービスの現場や仕事がよくわからない、少し興味がある、という人はぜひ参加してみてほしい。
【THE Six SENSE ~医療福祉系シミュレーションゲーム~ 】
すでにいくつかのイベントで大きな反響を得ている、医療福祉系シミュレーションゲーム。プレーヤー自身が働くゲーム会社で、タイムトラベル式のシミュレーションゲームが開発され、それをテストプレイするという設定となっている。「五感を最大限活用して内容の吟味・安全性の確認をしてきてもらいたい」 という上司の言葉からスタートするゲーム。そこには、想像もしなかった未来体験がある!?
ルールはいたってシンプル。すごろくのようにルーレットで出た目に合わせてマスを進んでいくだけで、最先端のVR(ヴァーチャルリアリティ)も体験できる。車いすでの参加も可能で、福祉の知識がなくても大丈夫、年齢制限もないということで、広く楽しめるゲームとなっている。
【映画『つむぐもの』上映会&犬童一利監督トークショー 】
突然倒れて、半身が不自由になっても人の手は借りたくないという頑固職人と、韓国からやってきた若い女性との心のふれあいを描いた作品。
◼︎ THE Six SENSE ~医療福祉系シミュレーションゲーム~
定員:100 名(Peatix 事前予約)
会場:丹後王国「食のみやこ」 コミュニティーホール
開催時間:11:00~16:00
申込方法:予約フォームにて参加エントリー。
◼︎ 映画『つむぐもの』上映会&犬童一利監督トークショー
定員:120 名。60 名×2 回の上映(10:00~/14:00~)。
会場:丹後王国「食のみやこ」 2 階会議室
申込方法:メール(ticket@ubdobe.jp)にて参加エントリー。
お問い合わせ:NPO 法人 Ubdobe(ウブドベ)
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