日産は、エクストレイルの福祉車両である「助手席スライドアップシート車」を発表し、7月下旬から販売を開始する。
エクストレイルは同社のミドルサイズSUVで、6月8日に大幅な改良を受けた。今回の改良で自動運転サポートシステムである「プロパイロット」が搭載されたことが大きなトピック。このシステムは高速道路や自動車専用道路において、クルマがドライバーに代わってアクセルやブレーキ、ステアリングを自動で制御するというもの。渋滞時や長時間の巡行時にドライバーの負担を大きく軽減してくれる。なお、この装備は福祉車両にもオプション設定される。
そのほか、新型エクストレイルでは従来モデルから内外装デザインが変更されると同時に、品質感も大きく向上し、クルマとしての魅力を高めた。エンジンは2.0L 直4と、これにモーターを組み合わせたハイブリッド仕様の2つ。駆動方式は2WDと4WDから選択可能となる。
「助手席スライドアップシート車」は、エクストレイルの2列シート仕様車をベースに、助手席が電動で回転・昇降するタイプの福祉車両。リモコン操作では前述の操作に加え、シートスライドとリクライニング操作も可能とし、利便性を高めている。
●価格
日産 エクストレイル 助手席スライドアップシート 20X 2WD:285万5000円
日産 エクストレイル 助手席スライドアップシート 20X 4WD:301万6000円
日産 エクストレイル 助手席スライドアップシート 20Xハイブリッド 2WD:314万3000円
日産 エクストレイル 助手席スライドアップシート 20Xハイブリッド 4WD:333万4000円
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