トヨタは、ヴォクシー、ノア、エスクァイアをマイナーチェンジし、2017年7月3日に販売を開始。同時に各モデルをベースとした福祉車両も同様の改良が施された。
今回の改良では外観デザインを大きく変更。Bi-Beam LEDヘッドランプ、面発光のLEDクリアランスランプの採用や、フロントグリルとリヤコンビネーションランプの意匠変更などにより、それぞれの個性を際立たせたスタイルとなった。
※写真はエスクァイア ウェルキャブ 助手席リフトアップシート車 Xi(2WD)
インテリアでは、センターコンソールボックス、助手席シートバックテーブル、充電用USB端子などを設定し、利便性をさらにアップ。さらに、スライドドアにシールを追加して遮音性を向上したほか、ボディ剛性の見直しやショックアブソーバーの改良により、静粛性や乗り心地が高められた。
また、ベース車のパッケージオプションとして、セカンドシートが回転し前傾する「サイドリフトアップチルトシート装着車」がヴォクシー「X」、ノア「X」、エスクァイア「Xi」に設定され、2017年10月発売予定となっている。なお、こちらは消費税が非課税。
※写真はノア ウェルキャブ ウェルジョイン X(2WD)
福祉車両では、今回新たに「ウェルジョイン」と「サイドリフトアップチルトシート車」が設定され、2017年9月から販売開始。「ウェルジョイン」はヴォクシー/ノア/エスクァイアをベースに、車内の最適な箇所に手すりを設置し、通路幅を確保して専用セカンドシートを導入したモデル。これによりサードシートへのアクセス性を高め、介護施設への送迎など、さまざまな用途で活用できるモデルとなっている。
※写真はヴォクシー ウェルキャブ サイドリフトアップチルトシート車 ZS(2WD)
「サイドリフトアップチルトシート車」は、従来の「サイドリフトアップシート車」にシートが前傾するチルト機能を追加したもので、乗降性がさらに改善された。また、車外へのシート張り出しを約55cmに抑えたことで、狭いスペースでも乗降が可能とした。なお、このタイプはヴォクシー/ノアのみの設定となる。
◯価格帯
ヴォクシー 助手席リフトアップシート車:260万7000円〜286万4000円
ヴォクシー サイドリフトアップチルトシート車:292万8000円
ヴォクシー 車いす仕様車:286万1000円〜319万4000円
ヴォクシー ウェルジョイン:252万2880円〜266万3000円
ノア 助手席リフトアップシート車:260万7000円〜286万4000円
ノア サイドリフトアップチルトシート車:292万8000円
ノア 車いす仕様車:286万1000円〜319万4000円
ノア ウェルジョイン:252万2880円〜266万3000円
エスクァイア 助手席リフトアップシート車:280万円
エスクァイア 車いす仕様車:305万4000円〜318万6000円
エスクァイア ウェルジョイン:273万1320円〜285万6000円
※消費税非課税。
※北海道、沖縄のみ価格が異なります。
※価格は2WDのもの。4WDは価格が異なります。
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