ホンダ フィットがマイナーチェンジ、福祉車両も改良される

　ホンダは、コンパクトカー「フィット」をマイナーチェンジし、6月30日から販売を開始した。それに合わせ、福祉車両の「助手席回転シート車」もベース車に準じた改良を受けた。

　今回の改良では、前後バンパー形状の変更やインラインタイプのLEDヘッドライトの採用など外観デザインが変わり、従来型と比べて低重心なスタイルとなった。

　エンジンが全シリーズともに改良されたほか、フロントピラーやフロントバンパースポイラー形状の最適化など、空力を考慮して燃費もさらに向上している。そのほか遮音機能付きフロントウインドウガラスの採用やボディ剛性強化、サスペンションダンパーの最適化などが行われ、乗り心地も改善している。

　また、先進の安全運転支援システム「ホンダ・センシング」を一部グレードに標準装備（福祉車両は全車オプション装着可能）。ミリ波レーダーと単眼カメラにより、自動ブレーキや誤発進抑制機能をはじめとする全８つの機能を備え、快適なドライブをサポートする。

○価格帯

フィット 助手席回転シート車 1.3G・L：163万7280円〜183万1680円

フィット 助手席回転シート車 ハイブリッド・F：191万2680円〜210万7080円

※価格は消費税込み。