トヨタがヴォクシー、ノア、エスクァイアに福祉車両「車いす仕様車 “タイプIII”」を設定

　トヨタは、ヴォクシー、ノア、エスクァイアの福祉車両に、車いす仕様車 “タイプⅢ “（電動ウェルチェア＋ワンタッチ固定仕様）を設定し、12月25日に発売する。

　今回発売のモデルは、同社オリジナルの車いす「電動ウェルチェア」と「ワンタッチ固定装置」を組み合わせ、介助者の負担を大幅に軽減したのが特徴。車いすを電動化したことで、介助者はわずかな力で車いすを押し上げることが可能となり、介助負担を大幅に軽減している。車内に乗車したあと、車いすの固定、介助の操作を簡略化したのも大きなポイント。

※写真はヴォクシー 車いす仕様車 “タイプⅢ “

　なお、今回採用される電動ウェルチェアは、手元のジョイスティックによる操作で自走が可能。また座面、背もたれ、肩部には姿勢保持をサポートするクッションを採用するなど、乗り心地にもこだわった。さらに、はね上げ式アームレストと脱着式フットレストを採用し、乗りやすい工夫がされている。

※写真はエスクァイア 車いす仕様車 “タイプⅢ “

　車いす仕様車 “タイプⅢ “は、高齢者が高齢者を介護する「老老介護」の世帯が今後さらに増加することを受け、介助するの負担に着眼したモデルとなっている。

※写真はノア 車いす仕様車 “タイプⅢ “

●価格帯