ホンダは、N-BOXに「スロープ仕様」を追加し、4月20日に発売する。
N-BOXスロープ仕様では、引き出せばそのままスロープとして使える「スーパーフレックススロープ」を採用。従来販売されていたN-BOX+と比べてスロープ重量を4.5kg削減し、少ない力でも操作できるようになった。また、「4人乗車モード」と「車いす乗車モード」の切り換え手順を簡略化し、従来の半分以下の手順でモード変更が可能になっている。
さらに車いす専用装備装着車両においては、電動ウインチを進化させ、モーターを高出力化することにより、ベルトのたるみやウインチへの噛み込みを防止。リモコンは、車いすを押しながら操作ができるよう、押し手へのセットが可能な仕様となった。
後席のシートフレームは専用設計となり、シートを収納した時の高さを低減。また、ドリンクホルダーやサイドポケットは、車いすの方が乗車した際に使いやすい位置に設定されるなど、乗員全員が快適に過ごせる工夫が凝らされている。
なお、通常のN-BOXと同様に、スロープ仕様でもN-BOXとN-BOXカスタム双方の仕様が選べるほか、2トーンカラーをはじめ、多彩なボディカラーも設定。安全面では、安全運転支援システム「Honda SENSING」が全車に標準装備される。
●価格帯
N-BOX スロープ仕様：157万5640円〜205万8480円
N-BOXカスタム スロープ仕様：188万8840円〜227万4480円
※車いす専用装備装着車は消費税非課税。
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