トヨタ プリウスPHVを一部改良、同時に福祉車両も仕様変更

　トヨタは、プリウスPHVを一部改良し、2019年5月9日に発売。同時に福祉車両「助手席回転チルトシート車」も、ベース車と同様の改良が施された。

　今回の一部改良では、乗車定員を従来型の4名から5名とし、ゆとりの車内空間を実現。また、クルマに蓄えた電気を住宅に供給する「V2H」を備えることで、災害時の停電に蓄電池として活用できるようになった。

　そのほか、駐車場から後退する際、左右後方から接近してくる車両を検知し注意喚起する「リヤクロストラフィックアラート」、車両を上から見たような映像をナビゲーション画面に表示する「パノラミックビューモニター」を新設定。またインテリジェントクリアランスソナーの設定グレードも拡大された。

　さらに、専用通信機DCMを全車に標準搭載。これにより、遠隔で走行アドバイスや車両診断を受けられる「eケアサービス」や「LINEマイカーアカウント」のようなさまざまなコネクティッドサービスを利用することができるようになった。

●価格帯
助手席回転チルトシート車：335万3400円〜383万6160円（税込）
※北海道、沖縄のみ価格が異なります。