ダイハツは、ペダル踏み間違えなどによる急発進を抑制する後付けの安全装置「つくつく防止」の搭載対象車種を拡大し、7月29日(月)に全国で発売した。
今回新たに5代目「ムーヴ」、初代「ミラ イース」が加わり、7車種8モデルへと拡大したこの装置は、ソナーセンサー、コントローラー、インジケーターを装着し、誤った操作により重大事故の減少を目指すもの。具体的には、車両前後に取り付けたソナーセンサーが前後方3メートル以内にある障害物を検知し、 アクセルペダルを強く踏み込んだ場合、システムがペダル踏み間違いと判断。燃料の供給をカットすることでエンジンの出力を抑制する仕組み。また、室内に取り付けたインジケーターとブザー音で運転者に警告し、急発進を抑制する。さらには、ソナーセンサーで前後方の死角にある障害物を検知し警告する「パーキングセンサー機能」も備えている。
これにより、ダイハツ車の現保有台数(約970万台)のうち、約半数の車両が予防安全機能「スマートアシスト」搭載車、または後付け安全装置の対象車両となる。
価格は、3万4560円[消費税8%税込](5万9508円[標準取付費込])
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