日産はセレナをマイナーチェンジし、2019年8月1日に発売を開始。同時にセレナをベースとした福祉車両も同様の改良を受けた。
外観は「ダブルVモーショングリル」を新たに採用し、ハイウェイスターは力強いフロントマスクや、縦長のリヤコンビランプを導入したことでスポーティなデザインとなった。また「e-POWER」には、新たに16インチアルミホイールを設定。ボディカラーは、「朝日」をイメージした「サンライズオレンジ」、精悍な「ダークメタルグレー」の新色2色を追加。4つの2トーンカラーを含め、全14色から選べるようになった。
安全面では、「全方位運転支援システム」が全車標準設定された。車両前方に対向車がいてもハイビームを維持できる「アダプティブLEDヘッドライトシステム」を日産として初採用(グレードによって異なる)。また、隣接レーンの後側方を走行する接近車両との接触を回避するよう支援する「インテリジェント BSI(後側方衝突防止支援システム)」、「BSW(後側方車両検知警報)」、「RCTA(後退時車両検知警報)」が新たに盛り込まれた。さらに、「踏み間違い衝突防止アシスト」を標準装備としたことで、全車が「セーフティ・サポートカーS<ワイド>」該当車となった。
「プロパイロット」搭載車は、下り坂での設定速度保持や、よりスムーズな減速を可能とするブレーキ操作などが可能となり、ワイパー作動時の機能向上も図られている。
●価格帯
助手席スライドアップシート:276万2000円〜339万5000円*
セカンドスライドアップシート:302万8000円〜379万3000円*
チェアキャブスロープタイプ:302万5000円〜377万9000円*
チェアキャブリフタータイプ:305万5000円〜332万1000円*
送迎タイプ:276万1560円〜310万2840円
ステップタイプ:292万1400円〜369万6840円
*は消費税非課税。
No Comments