オーテックジャパンは、日産 NV200バネットをベースとしたライフケアビークル(LV)「チェアキャブ」の仕様を一部変更し、日産の販売会社を通じて2020年1月20日より全国一斉に発売すると発表した。
NV200バネット「チェアキャブ」は、車両後部のスロープから車いすのまま車内に乗り込める車両。コンパクトサイズでありながら充分な室内空間を確保しており、病院や福祉施設の送迎車、介護タクシーなど、法人向けの多人数乗りの車いす仕様車としての需要が高い。室内レイアウトは使い方や乗車人数に合わせた3種類を設定し、車いすやストレッチャーの乗員を含めて4~7名が乗車することが可能となっている。
今回の改良では車いすの乗降性を向上。スロープの幅の拡大、3列目シート位置の車いす固定装置のフックを床下格納化、さらに貼付している説明ラベル等を変更し、操作手順をよりわかりやすくした。
そのほかベース車と同様に、「インテリジェント エマージェンシーブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)」、「ハイビームアシスト」、「LDW(車線逸脱警報)」、「標識検知機能(進入禁止標識検知、最高速度標識検知、一時停止標識検知)」などの先進安全装備を採用し、これまで以上に安心して乗れるモデルとなっている。
●価格帯
チェアキャブ 車いす1名仕様 専用サードシートレス:260万5000円
チェアキャブ 車いす1名仕様:265万5000円
チェアキャブ 車いす2名仕様:278万5000円
※消費税は非課税。
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