日産は、軽自動車「ルークス」をフルモデルチェンジし、2020年3月19日に発売。同時に福祉車両「助手席スライドアップシート」、「送迎タイプ」を設定する。
新型ルークスは、650mmの大きなドア開口幅を確保し、乗降性に優れた設計。後席は最大320mmスライドが可能となったほか、前席シートのヒップポイントを従来から60mm高くしたことで、視界を改善している。
また、デイズに採用されている運転支援技術「プロパイロット」をさらに進化。ミリ波レーダーを採用したことで、より遠くの先行車両を検知し、スムーズな制御が可能となった。
今回、新型ルークスの福祉車両(ライフケアビークル)として設定される「助手席スライドアップシート」は、助手席が車両の外側に回転・昇降し、体の不自由な方でも乗降しやすいモデル。
一方「送迎タイプ」は、福祉施設や病院などでの送迎時に安心して乗降できるモデル。具体的には、スライドドア部に大型のグリップが備えられるほか、汚れが拭き取りやすい防水シート、ラゲッジトレイを採用。さらに杖立て、車いす固定用のゴムネットなども搭載している。
●価格帯
助手席スライドアップシート:180万1000円〜207万1000円
送迎タイプ:147万700円〜176万8800円
※「助手席スライドアップシート」の消費税は非課税。「送迎タイプ」は、オプションの助手席スライドアップシートを選択した場合に消費税が非課税。
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