2023/3/22(水)配信
トヨタは、「C+walk」シリーズの第2弾として、移動をアシストする電動モビリティ「C+walk S(シーウォークエス)」を、2023年3月20日に発売し、レンタリースでも取り扱いを開始した。また、立ち乗りタイプの「C+walk T」ならびに「C+pod」を一部改良した。
C+walk Sは、自分一人の力で歩けるものの、長距離の歩行に困難を感じている方々をサポートする乗り物。歩道走行が可能な3輪タイプのモビリティとなっている。C+walkシリーズ共通の周囲の人や街になじむフォルムとし、人の「歩く」速さで移動することで、まわりの歩行者と並んで会話ができるなど歩行空間での高い親和性を追求。さらに、走行時に前方の人や障害物との衝突回避に寄与する障害物検知機能といった安心装備も搭載する。
操作は、ハンドル左右にあるアクセルレバーの操作だけで発進、加速、減速、停止までコントロールする。押すと進み、離すと止まる簡単な操作とし、だれもが直感的に操作できるように配慮。さらに、左右両手で操作可能なブレーキレバーを握ることでより減速をサポート。ほかの操作系から独立したバックボタンを押すことで後進も可能となる。
安全面では、人や障害物との衝突回避に寄与する障害物検知機能を設定。ボディ前面の周辺検知センサーが検知すると、警告音とパネル表示で警告し約2km/hまで自動的に減速をサポート。ハンドルを操作し回避するゆとりを生み出し、利用者の安全な走行を支援する。動力源として脱着式リチウムイオンバッテリーを搭載し、インホイールモーター方式の電動化モデルとなる。1回の満充電での連続走行距離は約12kmを達成。
一方C+walk Tは、4月に予定されている改正道路交通法に適合した歩道(公道)で移動可能なモデルとして5月に発売を予定。C+podは、3月20日よりリース契約での取り扱いを開始した。
価格帯
C+walk S:49万8000円〜50万5000円
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