2023/12/5(火)配信
トヨタは、「すべての人にモビリティを」というビジョンに沿い、2024年パリオリンピック・パラリンピックに特化した先進的なモビリティソリューションを開発したと発表した。
今回発表されたのは「APM(アクセシブル・ピープル・ムーバー)」と「車いすeプラー」。APMはトヨター・モーター・ヨーロッパによってデザインされ、ポルトガルで2024年2月から生産されるモビリティ。身体障がい者のアスリート、ボランティア、車いす使用車を含む観客や大会期間中の物資を運ぶ用途で利用される。最高速度は時速20kmで、会場に約250台が配備されるという。
車いすeプラーは、オーストリアのモビリティスタートアップ企業であるKlaxon社と共同開発され、従来の手動車いすに取り付けて電動化するもの。開会式中では時速3km〜4km、パラリンピック選手村では時速6km〜8kmで走行が可能。パラリンピック選手村では、KINTOモビリティアプリを通じて利用できるシェアモビリティとして50台を導入する予定となっている。
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