2020/6/18(木)配信
住友商事株式会社と住友三井オートサービス株式会社(以下「SMAS」)は、モビリティを通じたESGへの取り組みとして、医療・介護関係者のために、SMASのリース満了車両の合計100台を全国の医療・介護機関に一定期間無償提供すると発表した。
この取り組みは、福岡県福岡市の医療法人相生会への提供を皮切りに、福岡県全体で10台、順次全国へ拡大していくという。
車両は、主に感染予防のための医療機関・介護施設利用者の自宅への個別送迎や、訪問診療・介護または発熱者の待機・診察場所として利用される予定で、この取り組みを通じ、医療・介護施設におけるクラスターリスクの軽減に貢献。また一部の車両提供は、福岡地域戦略推進協議会が主催する「エール!FUKUOKA」プロジェクトの一環として実施し、福岡の企業・団体や市民を支援。
住友商事とSMASは、九州地域においてモビリティを活用した新規事業の検討をはじめており、この取り組みをきっかけに、リース満了車両を活用したモビリティサービスや、今後増加が予想される物流・配送ニーズへの対応などを通じ、法人向けに最適なモビリティを提供すること(MaaS for Business)に加え、地域経済活性化への一助となることも目指すという。
SMASは、管理保有台数100万台以上を誇る日本トップレベルのリース会社であり、さまざまなモビリティの活用を通じ、より便利で快適な 移動を実現するとしている。
No Comments