2020/8/7(水)配信
スズキは、後付けが可能な急発進等抑制装置「ふみまちがい時加速抑制システム」を、2020年8月21日より発売すると発表した。
この「ふみまちがい時加速抑制システム」は、2012年9月から2014年7月に販売されたワゴンR FX・FXリミテッドに取り付けができ(一部モデルは取付不可)、前方または後方に障害物を検知したとき、その状態からアクセルペダルが強く踏み込まれた場合にエンジン出力を抑制して事故を未然に防ぐというもの。
具体的には、前後のバンパーに4個(前後各2個)の超音波センサーが組み込まれ、前方または後方約3m以内で壁などの障害物を検知したときに、運転者にランプとブザーで注意を促す。また、障害物が検知された状態でアクセルペダルを強く踏み込んだ場合、運転者へランプとブザーで警告するとともにエンジン出力を制御し、加速を抑制する。なお、加速抑制機能が作動しているときに、アクセルペダルを約5秒以上踏み続けると加速抑制制御が解除され、緩やかに発進する。
「ふみまちがい時加速抑制システム」は、国土交通省が定める「障害物検知機能付きペダル踏み間違い急発進抑制装置等」に該当し、サポカー補助金制度の対象となる。
●価格(税込)
ふみまちがい時加速抑制システム(本体・工賃別):6万3800円
No Comments