2021/2/25(木)配信
ダイハツ工業株式会社は、紫外線(UV)による除菌装置「ULTRABUSTER (ウルトラバスター)」を開発し、近隣の医療機関等への無償貸与を2月25日(木)より開始したと発表。
「ULTRABUSTER」は、新型コロナウイルス感染拡大下において、最前線の現場で活動している医療従事者の方々へ貢献するため、2020年春頃からダイハツの「くらしとクルマの研究所」にて開発を行ってきた装置。同年秋頃から近隣の医療機関や社内診療所などで実証実験を行っており、 3月までに250台程度を近隣医療機関等へ無償貸与する。
この「ULTRABUSTER」は、室内の空気を強力に吸い込み、筐体内に格納された6本の紫外線ランプの照射により除菌する装置。新型コロナウイルスに対するテストではないが、専門機関(北里研究科学センター)による試験では、室内(25m³)の浮遊ウイルスを約11分で90%低減、約21分で99%低減できる効果を確認したという。
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