2025/3/6(木)配信
マツダは、手動運転装置付きの「Self-empowerment Driving Vehicle(SeDV)」において、「CX-30」を新たに設定した。また、同時に「MX-30 Self-empowerment Driving Vehicle」を改良。いずれも予約受注を2025年3月6日より開始し2025年4月以降に発売する予定。
SeDVは、マツダが展開する手動運転装置を搭載したモデルのこと。手で直感的に加減速を行う「リング式アクセル」と「レバーブレーキ」を採用し、意のままに操れる手動運転を実現。また、手動運転操作と通常のペダルによる運転操作の選択が簡単に行え、友人や家族と運転を交代するなど、運転システムを切り替えてのドライブも可能である。

リング式アクセルとは、レバーブレーキを押し込みブレーキロックをかけた状態でイグニッションをオンにすることで、アクセルリングによる手での操作が可能になるシステム。このときアクセルペダルの操作はできなくなり、誤って踏み込む危険を軽減してくれる。リングは押し込むとアクセルオン。アクセルリングの反力に段差を設け、加速する感覚をわかり易くする機能を採用し、細やかな操作と定速を維持しやすくしている。

レバーブレーキ(押し込み式)は、肩を起点に力を発揮しやすい軌道にレバーを配置。チルト&テレスコピックステアリングと合わせ、適切な運転姿勢と視界視認性を確保している。また、肘をサポートできるブレーキサポートボードで、肘を支点に細かな操作のしやすさと安定したブレーキ操作を実現した。
⚫︎装備価格(消費税非課税)
CX-30 e-SKYACTIV G2.0:54万1200円
MX-30:54万5200円
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