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日産 NV350キャラバンがマイナーチェンジ、同時に福祉車両もリニューアル

By wpmaster · On 2017年7月14日

　日産は、7月13日に「NV350キャラバン」をマイナーチェンジし、同日に販売を開始。また福祉車両の「送迎タイプ」と「チェアキャブ」もベース車に準ずる改良が行われた。

　今回の改良では、従来一部のバリエーションのみの設定だった「インテリジェントエマージェンシーブレーキ」、「VDC（ビークルダイナミクスコントロール）」、「ヒルスタートアシスト」がバン全車に標準装備となった。さらに小型貨物車（4ナンバーバン）としては初めて「インテリジェントアラウンドビューモニター」をメーカーオプション設定。狭い駐車スペースや荷物で後方視界が遮られているような状況でも、安全な運転をサポートする。

　エクステリアは、日産を象徴する「Vモーショングリル」を強調したデザインとし、さらに一部グレードはヘッドランプ、リヤコンビネーションランプにLEDを採用し、質感が高められた。

　バンとマイクロバスがベースの福祉車両「送迎タイプ」には、助手席側に「ワンタッチオートスライドドア」を標準設定した「送迎タイプワゴンGX（標準幅ロングボディ標準ルーフ）」を新たに追加。さらに全グレードにおいて「インテリジェントアラウンドビューモニター」が選択可能となった。

　一方「チェアキャブ」では、従来の車いす1名仕様（C仕様）を、いざというときにもう1名車いす乗車ができる「車いす1＋1名仕様」に変更し、使い勝手を向上。さらに先進安全装備「インテリジェントエマージェンシーブレーキ」、「VDC（ビークルダイナミクスコントロール）」、「ヒルスタートアシスト」、「インテリジェントアラウンドビューモニター」などの安全運転支援機能を標準設定とした。