文●Believe Japan 写真●Believe Japan、日産
先日発表された軽自動車「日産 デイズ」の新型モデルに、「SOSコール」が導入された。これは、車内の上部にあるスイッチを押すと、専門オペレーターに繋がり、ハンズフリーで通話ができる装備。例えば、運転中に突然具合が悪くなった際、オペレーターに状況を伝えると、彼らが管轄の警察、消防に連絡をしてくれる。車両が持つ位置情報と連動しているから、車両の位置をわざわざ伝える必要もない。
さらに、エアバッグ展開時の衝突センサー情報も持っており、専門オペレーターはドライバーの重症確率予測も可能となる。そのほか、あおり運転など交通トラブルで危険な状態に陥っている際も、この機能で警察へ通報することができる。
このようなSOSコールは、一部の輸入車や上級モデルにはすでに導入されており、ここ数年で普及してきた。しかし、今回は軽自動車として初導入となるのがトピック。販売台数の規模が大きく、高齢者ドライバーも多い軽自動車に採用されたことで、この機能の重要性が再認識されるだろう。そして、日産 デイズを皮切りに、おそらくライバルメーカーもこれに追従し、近い将来多くの車種で必須の装備となるに違いない。
なお、日産 デイズ「SOSコール」はメーカーオプションとなっており、「日産オリジナルナビゲーション」+「日産オリジナルナビ取付パッケージ」に加え、「NissanConnectサービス申し込み」と「SOSコール申し込み」が必要となる。
若いひとはもちろん、高齢者ドライバーにもオススメの装備と言えそうだ。
●価格帯
日産 デイズ:127万3320円〜177万8760円
●問い合わせ先
日産・お客様相談室
TEL : 0120-315-232 URL : http://www.nissan.co.jp
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