2020/6/29(月)配信
ダイハツ工業株式会社が提供する「通所介護事業施設向け送迎支援システム『らくぴた送迎』」と「福祉介護領域における共同送迎の実現に向けた取り組み」が、「MaaS & Inn ovative Business Award 2020(MaaSアワード 2020)」において、最高賞となる「大賞」を受賞した。
ダイハツは2015年から販売会社と一体となり、福祉介護業界と協力するチームを設置、現在までに約3万カ所の介護事業所へ訪問し、事業者や利用者の悩みや課題をヒアリングしてきたという。それらの活動を通じて、2017年に通所介護事業者の送迎最適化に向けた支援システムである『らくぴた送迎』(https://www.daihatsu.co.jp/rakupita/index.htm)を開発、2018年に販売をスタートした。
らくぴた送迎はスマートフォンを活用した簡易テレマティクスで、従来は経験の長いかぎられた人がアナログで作成することが多い送迎計画を、らくぴた送迎を活用することでだれでも簡単かつ最適に作成することが可能となる。販売開始と共に専門サポート体制を構築し、各介護事業者が個別で実施している送迎業務の効率化をサポートしている。
今回の審査では「日本ならではのMaaSビジネスに徹底的に取り組んでいる姿勢。また、今後も多数の自治体への広がりが期待されること」が高く評価されての大賞受賞となった。
(参考)
「MaaS & Innovative Business Award 2020(MaaSアワード 2020)」とは、
MaaSなどモビリティテック分野の革新的なプロダクト/サービスやビジネス、社会的に意義があり、画期的な取り組みや連携、交通や生活を一変させる新たな挑戦などを対象にしたアワードで、今回が第1回目の実施となる。
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