2020/9/23(水)配信
株式会社テムザックは、2009年から開発を始め、2017年に発表した「RODEM(ロデム)」を含む馬乗り形電動車いすが、9月23日(水)に経済産業省より日本産業規格(JIS:Japanese Industrial Standards)の安全要求事項(T9210)として制定され、公示されたと発表した。テムザックでは、長年要介助者の移乗の課題解決に着目し、この規格が必要であると、その制定に向け活動を継続。長年の思いが結実したという。
高齢化が進む日本の介護現場では、高齢者・障がい者がベッドから車いすに移乗・移動する際などに、転倒する事故が発生している。また、抱きかかえ介助作業における介護者の腰痛発症が原因で、介護者の離職につながるという課題もある。
「質の高い生活を、すべての人に」をコンセプトに、少子高齢社会の中で介助者・被介助者双方の負担を減らし、だれもが暮らしやすい社会を実現したいとの想いで開発された「RODEM」は、体の向きを変えることなく移乗でき、そのままベッドや椅子、トイレ等への移動を可能にしている。
「RODEM」6つのメリット
1.ベッドや椅子からの乗り移りがスムーズに
2.狭い場所でも旋回がしやすい
3.スマートフォンで遠隔操作ができる
4.歩行者と視線の高さを合わせることができ、会話しやすい
5.生活空間を広げ、自立度をアップ
6.前傾姿勢により、気持ちが前向きになる
RODEMの詳細はこちら:https://www.tmsuk.co.jp/rodem/
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