2020/11/25(水)配信
日産は、コンパクトカー「ノート」をフルモデルチェンジし、2020年12月23日に発売予定。また、オーテックジャパンが手がける福祉車両「助手席回転シート」も設定した。
今回で3世代目となる新型ノートは、薄型ヘッドランプと、そこからつながるVモーションクロームが特徴。ヘッドランプは4連LEDプロジェクターを採用し、より洗練されたデザインとなった。室内は、電制シフトレバーが配されるブリッジ型センターコンソールに、大型収納スペースや長いアームレストを装備。また、前席センターコンソールにはスマートフォンのワイヤレス充電器機能にも対応(オプション設定)。
パワートレインは、第2世代の「e-POWER」を採用し、モーターとインバーターを刷新。先代と比べてトルクを10%、出力を6%向上し、さらに小型化も実現している。WLTCモード燃費は最大で32.6km/Lを達成。
安全面では、「プロパイロット(ナビリンク機能付)」を日産の国産モデルとして初搭載。これは高速道路などで運転操作をサポートするプロパイロットに、ナビゲーションシステムとの連携機能を加えることで、制限速度の変化に伴う設定速度の切り替えや、カーブの大きさに応じた減速を行い、ドライバーの操作頻度を軽減するというもの。
オーテックジャパンが手がけた「助手席回転シート」は、助手席を車外に向けて回転できるモデル。スカートや和服を着ていても乗降しやすく、新たにシートスライド機能の採用により乗車中の快適性も高められた。また、電動4WD車をベースとしたモデルも今年12月に発表予定。
●価格帯
ノート 助手席回転シート(ベースグレードはX):228万5800円
※消費税10%込み
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