2021/11/9(火)配信
Hondaは福祉車両をはじめ、福祉のさまざまな取り組みを紹介し、実際に体感できるイベント「HondaハートJoy for Everyone」を、11月9日(火)から30日(火)まで「Hondaウエルカムプラザ青山」にて開催すると発表した。
今回のイベントは、Hondaの創業時からの基本理念”人間尊重”の考え方のもと、“誰もが気持ちよく、楽しく乗れるクルマづくりをすすめるとともに、身体の不自由な方々が活躍できる機会や場の拡大をサポートする”という想いから企画されたという。Hondaのこれまでの取り組みを紹介するとともに、福祉領域における製品展示などを通じて一般のひとに実体験してもらうことで、Hondaの取り組みをより深く知ってもらおうというイベントだ。
【イベントでの出展品】
国内唯一である足動運転補助装置「Honda・フランツシステム」
1965年にドイツで開発されて以来、ヨーロッパで高い評価を得てきたフランツシステムは、両上肢が不自由な方が両足だけで運転操作できる運転補助装置。Hondaは1981年に開発者のフランツ氏から直接技術指導を受け、さらに独自の技術を加えて1982年に国内で初めて販売。現在、国内で唯一フランツシステムの開発・販売を行なっている。
視覚障がい者の単独歩行を支援する、シューズイン型ナビゲーションシステム「あしらせ」
「あしらせ」は、視覚障がい者の単独歩行を支援するシューズイン型のナビゲーションシステム。Honda新事業創出プログラム「IGNITION(イグニッション)」発のベンチャー企業第1号の株式会社Ashirase(あしらせ)で、2022年度中の販売開始を目指し現在開発が進められている。スマートフォンアプリにでの音声入力や案内、加えて靴につける振動インターフェースで構成され、聴覚、手の次に知覚しやすい足への振動により、向かう方向を直感的に示すことを可能としている。
2021年度グッドデザイン賞を受賞した、陸上競技用車いす「翔(KAKERU)」
”勝利の笑顔をアスリートに届ける”をコンセプトに、ホンダの最新テクノロジーを結集させて開発された「翔(KAKERU)」は、ウイング形状のメインフレーム等は、F1やHonda Jetで培ったカーボンファイバー技術の知見を採用。アスリートが「これに乗って頑張りたい」と闘志を燃やせるデザイン、仕様を目指したもので、「2021年度グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)において、グッドデザイン賞を受賞した。すで幾多の戦績を残している。
【開催概要】
イベント名:「HondaハートJoy for Everyone」開催概要
開催期間:2021年11月9日(火)~30日(火)
開催場所:「Hondaウエルカムプラザ青山」(東京都港区南青山2丁目1−1 Honda青山ビル 1階)
概要:Hondaの福祉のさまざまな取り組みや製品が体感できる展示イベント
展示内容:
・視覚障がい者の単独歩行を支援 シューズイン型のナビゲーションシステム「あしらせ」
・陸上競技用車いす フラッグシップモデル「翔(KAKERU)」
・国内唯一となる両上肢の不自由な方が両足だけで運転操作可能な運転補助装置「Honda・フランツシステム」(車種:FIT)
・手足の不自由な方のための運転補助装置「Hondaテックマチックシステム」(車種:FIT)
・助手席リフトアップシート車(車種:FREED)、車いす仕様車(車種:N-BOX)他
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