2022/10/14(金)配信
ホンダが研究開発中のハンズフリーパーソナルモビリティ「UNI-ONE(ユニワン)」が、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2022年度グッドデザイン賞」の「グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)」を受賞、「グッドデザイン大賞」候補のファイナリストに選出された。「グッドデザイン大賞」は2022年11月1日(火)に発表される。
UNI-ONEは、仕事やアミューズメント・レジャーなどへの活用を目指す、着座型で両手が自由に使えるパーソナルモビリティ。座面を上下させることが可能となっており、立っている人に接する際には座面を上昇させ、着座している人や子供と接する際には座面を下降させられる。これにより、まわりの人と目線を合わせて仕事をしたり、移動できるのが大きな特徴だ。ロボティクス研究から生まれたバランス制御技術と、前後・左右・斜め360度自由に移動できる車輪機構「オムニ トラクション ドライブ システム」を採用し、座面上昇時には身体を傾けて体重移動するだけで、歩行するような感覚で移動できる。
なお、2022年10月から三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットパークにてUNI-ONEの実証実験を開始している。実際に来客者やテーマパーク運営者に利用してもらうことで改善項目を抽出し、今後の開発に反映していくという。
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