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ホンダの福祉車両はこだわりにあふれている!

By wpmaster · On 2023年3月8日

文と写真●Believe Japan

2023/3/8(水)配信

東京青山にあるホンダ本社のショールーム「Honda ウエルカムプラザ青山」で2月に開催された福祉車両企画展示「Honda ハート Joy for Everyone」で注目の福祉車両をチェックしてきた!

 普段、F1やMotoGPなどホンダが参戦してきたレース車両などが並べられるホールには、ステップワゴンの車いす仕様車やサイドリフトアップシート車、N-BOX車いす仕様車、フィットテックマチックシステムなどの福祉車両が展示され、多くの来場者が訪れていた。また、展示イベントの終了日前日には、現役引退を表明したばかりのプロ車いすテニスプレーヤー国枝慎吾氏のスペシャルトークショーも実施された!

ステップ ワゴン 車いす仕様車/サイドリフトアップシート車

 2022年5月に登場した6代目ステップワゴンだが、 その改良点は福祉車両としてのクオリティを大いに高めるものばかりだ。

・「安心」と「自由」を表現したというスタイリングは、クルマ全体的に凝縮感、カタマリ感があり、シンプルなデザインからは使いやすさや機能性が感じられる。

・「国内Honda車 史上最大の室内空間」というキャッチフレーズの室内は全席で快適な居住性を誇る。

・車両感覚をつかみやすい視界と乗り物酔いをしづらくする工夫、さらに最新の安全運転支援機能が標準装備される。

 新型ステップ ワゴンの福祉車両は「スパーダ」をベースに、車いす仕様車とサイドリフトアップシート車が設定される。先代モデルから受け継ぐ3列目の分割床下格納シート「マジックシート」とフローリングフロア、電動ウインチに加え、パワーテールゲート(メモリー機能付き)が福祉車両に全車標準装備されている。

 サポートする人の力を最小限に、ラクに作業が行える車いす仕様車。2列目の乗車もとてもスムーズだ。

 サイドリフトアップシート車は、 しっかりと外にせり出すことで車いすからの乗り降りがしやすく、両側からのサポートも行える。

●価格帯

ステップ ワゴン スパーダ 車いす仕様車:355万5000円~383万円(消費税非課税)
ステップ ワゴン スパーダ サイドリフトアップシート車:339万6000円~363万6000円(消費税非課税)

N-BOX 車いす仕様車

 N-BOXの車いす仕様車は、 軽乗用車最大級の室内空間に加え、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」がもたらすハイレベルな安心感、さらに軽量スロープとシンプルな操作が魅力の福祉車両だ。

 普段はフラットな荷室の床として、引き出せばそのままスロープとして使える優れもの。

●価格帯

N-BOX 車いす仕様車:164万7000円~212万8000円(消費税非課税)

フィット テックマチックシステム

 2022年10月にマイナーチェンジしたフィットは、全体的に走りに磨きがかけられている。2モーターハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」では、モーターの最高出力がアップし、アクセルのレスポンスも向上している。福祉車両としては助手席回転シート車に加えて、手足の不自由な方のための運転補助装置「Honda・テックマチックシステム」と両上肢の不自由な方が、両足だけで運転操作できる運転補助装置「Honda・フランツシステム」が設定される。

 ハンドル旋回ノブは、ノブが回転してハンドルを握り変えずに操作できる。 手動運転装置は、前に倒すとブレーキ、手前に引くとアクセル操作ができる。自然な感覚で速度調整が可能で、コントロールグリップには様々なスイッチが配置され、握ったまま操作が行える。

●価格帯

フィット 助手席回転シート車:191万4000円~246万1800円(消費税非課税)

※テックマチックシステム の価格は含まれていません。 詳しくはホームページで確認ください。

 長年にわたって世界とのステージで活躍してきたプロ車いすテニスプレーヤー国枝慎吾氏のスペシャルトークショーも行われた。2023年1月に引退を表明し、3月には「パラスポーツの社会的認知度の拡大、スポーツの発展に極めて顕著な貢献をし、広く国民に夢や感動を、社会に明るい希望や勇気を与えた」として、国民栄誉賞の授与も決まった。

 ホンダは創業以来、「人々の生活を少しでも楽にしたい、豊かにしたい、技術で人々の生活の役に立ちたい」という想いで製品開発を行っている。福祉分野においてもそれは変わらず、ユーザーごとのニーズ対応した独自の製品づくりが実践され、身体にハンディキャップを持つ方々の自立化をサポートしている。また、長年にわたってパラアスリートや車いす陸上競技のサポートにも取り組んでいる。今回の福祉車両企画展示イベント通して、そんなホンダの姿勢が強く伝わってきた。

ホンダ福祉車両
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