文と写真⚫︎Believe Japan 2023/10/13(金)配信 H.C.R. 2023のマツダ ブースに置かれていたのが、3台のSeDV。「SeDV」とは「Self-empowerment Driving Vehicle」の略で、自分の意志で行動、移動し、イキイキと人生を楽しむというコンセプトで生まれた。これらのモデルに共通なのが、手動運転モードと通常運転モードを切り替えられる機能。これにより、下肢障がいを持つひとでも、クルマを自分で運転できるのが最大の特徴となっている。 ブースにはロードスター、CX-30、MX-30のSeDVが展示されていたが、今回初めてお披露目されたのがCX-30 SeDV(参考出品車)である。すでに販売されているMX-30 SeDVと同じく、アクセル操作はハンドルに沿って置かれるアクセルリングで行う。押し込むと加速、離すとアクセルオフという仕組みだ。ブレーキ操作はステアリングの左側にあるレバーで行う。CX-30 SeDVでは左肘を固定するブレーキサポートボードが置かれ、安定したブレーキ操作ができるのも大きな特徴。さらに運転席の右側には移乗ボードが配置され、車いすから乗り込みやすい工夫がなされている。 すでに販売中のMX-30 SeDVと同じく、足踏みのブレーキペダルを踏みながらエンジンを掛けると、通常運転モードとして使える。障がいを持つひとが、家族や友人と運転を交代しながらドライブに行けるのは非常に魅力的。発売は2024年とのことだが、福祉車両にまたひとつ便利なモデルが加わることになりそうだ。 ...
On 2023年10月13日 / By wpmaster文と写真⚫︎Believe Japan 2023/10/10(火)配信 ハンドル型電動車いすとして、広く愛用されている「スズキ セニアカー」。会場に展示された参考出品車には、新たに「障害物検知サポート」(車両前方の4カ所に装着された超音波センサーが、前方の障害物を検知すると警告と表示でユーザーに知らせ、最終的に車両を減速させることで衝突被害の軽減を図る)、「LEDヘッドライト」(従来のライトと比べて照射範囲や明るさを向上させ、周囲からの被視認性も高める)、「速度抑制機能付きクラッチ」(クラッチハンドルを握っての手押し操作中に、安全のため一定以上の速度にならないように、速度を抑制する)、「シートクッションの改良」(乗り心地の向上)という広範囲の仕様向上を実施。安全、安心を第一に、さらなる進化を遂げている。 ...
On 2023年10月10日 / By wpmaster© 2016-2020 Believe Japan, Inc. All rights reserved.