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    車いすドッキングシステムの新技術「MADS」/REHACARE(リハケア)2025

    文と写真●Believe Japan 2025/10/27(月)配信 欧州最大の福祉機器展「REHACARE(リハケア)」に、今年も行ってきました! ここでは、車いすを一瞬で車両に固定してしまうDAHL ENGINEERING(ダール・エンジニアリング)のドッキングシステム、その最新技術をレポートします。  乗車時の車いす固定に煩わしさを感じるユーザーは少なくない。それをシンプルかつ確実に解決するのが「ドッキングシステム」だ。長年にわたって車いすと車両を安全に接続する技術を磨いてきたヨーロッパ屈指の専門メーカー、DAHL ENGINEERING は、欧州各国の自動車メーカーとも数多くの共同開発実績を持つ。ドッキングシステムの中核は、高強度スチール製のロックユニットと精密なセンサー群。車いす下部のアタッチメントをセンサーが認識すると、自動的に位置を補正し、一定以上の荷重を感知した時点でロックが完全固定される仕組みだ。驚くべきは、この一連の動作が電気的制御ではなく完全な機械構造によって実現されている点。そのため停電やシステム異常が起きても、手動で確実に解除できる設計になっている。また、寒冷地や高湿度などの厳しい環境下でも長年使用されており、耐腐食性とメンテナンス性の高さが実証済みだ。こうした「信頼できる品質」こそが、DAHLブランドの代名詞であり、リハケアの会場でも常連メーカーとして常に注目を集めている。   あらゆる車いすに対応する新技術「MADS」  今回の展示で話題をさらったのが、DAHLが新開発した車いすとドック(受け側)の間に入るアダプター「MADS(Multi Adjustable Docking System)」と床面に設置されるドックの「VarioDock」。MADSは車いすを接続するためのアダプターのようなもので、さまざまな車いすの形状に合わせて、取付角度や高さ・長さを機械的に微調整できるのが特徴だ。従来はドッキングシステムの対象外とされてきた折りたたみ式や手動式の車いすにも対応できる。一方のVarioDockは、モーター駆動による高さ調整機能付き(61~91mmの範囲で可変)で、地上高が異なる車いすの場合でもスムーズに固定できるというもので、この2つの組み合わせで、ほぼすべての車いすを素早く車両に固定することができる。従来の4点ベルト式リトラクターシステムに比べて、固定作業時間は約75%短縮されるという。  MADSブラケット部分は工具不要で取り付け・取り外しができ、折りたたみ式車いすでも日常的に使いやすい設計となっている。日本では軽量な手動式車いすを日常的に使うユーザーが多く、とくに都市部では折りたたみ式の需要が高い。そのような利用環境でも、自分の車いすをそのまま愛車にドッキングできるMADSは、手軽で安全な乗降を実現する革新的技術として大きなニーズが期待される。  VarioDockはまた、車両内で自由に動かしたり脱着したりできる3点式シートベルトを内蔵するタイプの座席にも対応しており、自在に車いすと座席を簡単に入れ替えることができる唯一のシステムでもある。  高い可変性を実現するためには、可動部分のガタつきを最小限に抑えつつ、固定後も十分な強度と安定性を保つ設計が求められる。DAHLはこの課題に対し、可変部材やロック機構に独自の工夫を加え、長期使用にも耐える構造を実現している。このMADS独自の構造は現在特許出願中であり、製品化への期待が高まっている。  DAHL ENGINEERINGは、1987年にデンマークで創業した老舗のモビリティ技術メーカーである。車いす固定システムや車載安全技術を専門とし、欧州の主要自動車メーカーとの技術提携を多数行ってきた。同社の製品は、ドイツのTÜV(テュフ)認証をはじめ、欧州規格ISOおよびクラッシュテスト(衝突試験)をクリアするなど、国際的にも最高水準の安全性を誇る。さらに、DAHLのシステムは単なる製品ではなく、モジュール式の安全プラットフォームとして設計されており、車種や車いすのタイプに応じて柔軟にカスタマイズできるのが大きな特徴だ。メーカーごとに適合した車いすモデル一覧を公開するなど、ユーザーが自由に車を選べる環境づくりにも力を入れている。 ...

    On 2025年10月27日 / By wpmaster
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    指先でクルマを運転できる「Space Drive 」/REHACARE (リハケア)2025

    文と写真●Believe Japan 2025/10/22(水)配信 欧州最大の福祉機器展「REHACARE(リハケア)」に今年も行ってきました! ここでは「ジョイスティックでクルマを自在に操る」未来的な運転システムの「Space Drive」をレポートします。 ジョイスティックで操る「走る自由」  ジョイスティックでクルマを自在に操る。その革新的な操作性に、多くの来場者が足を止めていたのがPARAVAN(パラバン)のブースだった。ここで展示されていたのは、手もとの小型ジョイスティックで走行・停止・旋回を制御できる車両。PARAVANが誇るドライブ・バイ・ワイヤ技術を用いたシステム、「Space Drive II」だ。ドライブ・バイ・ワイヤとは、従来のようにステアリングやペダルをワイヤーや油圧で直接つなぐのではなく、電子信号によって制御する方式。ジョイスティックや音声、アプリ操作によって車両のすべての動きを電気的に操ることができる。   電気信号で「走る・止まる・曲がる」  通常のクルマは、ステアリングやブレーキが機械的に接続されているが、Space Driveではそれらをすべて電子信号で制御。ドライバーのわずかな操作が瞬時に信号へ変換され、モーターがブレーキやステアリングを正確に動かす。操作のインターフェースはジョイスティックだけでなく、小型のタッチパッドや回転ノブ、音声入力装置などにも対応する。小さな力しか出せない人でも運転操作をスムーズに行えるように設計されており、「すべての人に移動の自由を」という理念を体現している。PARAVANの車両にはステアリングも備わっているが、ジョイスティックのみで操作することも可能。ドライバーの身体の状態に応じて、従来のハンドル操作とジョイスティック操作を選べる柔軟性もSpace Driveの大きな魅力だ。   安全性を支える制御システム  Space Driveは、ブレーキ及びステアリングを常時監視し、異常を検知した場合には自動的に安全モードへ切り替わるシステムである。担当者は「3重の制御ユニットで構成されており、ひとつが故障しても残り2つが即座に補完する」と説明する。これこそが本システムにおける安全性の中核となっている。PARAVAN社のSpace Driveは、2000年代初頭に登場したドライブ・バイ・ワイヤ技術の先駆者である。初期モデルは試作段階であったが、改良を重ね、第2世代の「Space Drive... ...

    On 2025年10月22日 / By wpmaster
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    コーディネートで最良の1台を提案する「Sodermanns Automobile」/REHACARE(リハケア)2025

    文と写真●Believe Japan 2025/10/20(月)配信 欧州最大の福祉機器展「REHACARE(リハケア)」に、今年も行ってきました! ここでは、車いす対応にカスタムされたID. Buzzをレポートします。 メーカーではなく、カスタムビルダー  「REHACARE 2025」の広い会場でひときわ大きな注目を集めていたのが、ドイツ西部ノルトライン=ヴェストファーレン州に本拠を置く Sodermanns Automobile(ゼーダーマンス・アウトモビーレ) のブースだ。中央にはフォルクスワーゲンの電動ミニバン「ID. Buzz」をベースにした車いす仕様車が展示され、周囲にはひっきりなしに来場者が集まっていた。  Sodermanns Automobileは、ドイツ国内でも屈指といえる福祉車両のカスタムビルダーだ。特徴的なのは、自社で製品を製造するのではなく、各メーカーの装置を組み合わせ、個々のユーザーに最適化した車両をコーディネートしていくことにある。  Sodermanns Automobileが車いす仕様車として提案しているのは、電動展開スロープ、床面の低床化、センサー連動の車いす固定システム、電子制御ハンドコントロールユニット、回転・昇降式シート、スロープとスライドドア動作の同期、電源強化および複数装置を制御するコントロールユニット、ジョイスティック・呼吸スイッチ等の補助操作インターフェース、フットスペースの拡張、ペダル配置の調整、視界補助カメラ、障害物検知センサー、介助者の操作簡略化機能(プリセット動作)、内装最適化(手すり、滑り止め床材、収納)などと非常に多岐にわたるが、今回展示されたID. Buzzにはその多くが装備されている。まさにフルコーディネートされた究極の車いす仕様車と呼べる1台だ。  なお、Sodermannsでは車両のカスタムだけでなく、運転免許の取得支援や助成金の申請手続き、購入後の乗り心地調整対応、そしてアフターメンテナンスまでを一貫してコーディネートしている。 欧州と日本における福祉車両の違い  欧州では、ユーザーそれぞれの身体条件や生活環境に合わせて装備を柔軟に組み合わせる「コーディネート」が主流だ。Sodermanns... ...

    On 2025年10月20日 / By wpmaster
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    最大270kgの耐荷重を誇る車いす「ECLIPSE Tilt」/REHACARE(リハケア)2025

    文と写真●Believe Japan 2025/10/15(水)配信 欧州最大の福祉機器展「REHACARE(リハケア)」に今年も行ってきました! 今回は、最大270kgの耐荷重を誇る車いす「ECLIPSE Tilt(エクリプス・ティルト)」をレポートします。  会場を歩いていると、日本の製品とは雰囲気の異なる車いすが目に留まった。 太く堅牢なフレームと力強い足まわり、幅広の座面、そして黒を基調とした重厚なデザイン。それが、デンマークの医療機器メーカー COBI REHAB(コビ・リハブ) が展示していた「ECLIPSE Tilt」だ。ヨーロッパでは近年、体格の違いを特異なものではなく“自然な個性”として受け入れる考え方が広がっている。その流れの中で発展したのが、肥満・高体重者向けの医療・介護支援を指す 「バリアトリック(Bariatric)ケア」 だ。  この分野では「どんな体格の人も尊厳を持って生活できる」という視点が重視されている。そして、その思想を象徴する車いすがこのECLIPSE Tiltである。一般的な車いすの耐荷重はおよそ100~130kg前後だが、ECLIPSE Tiltはその2倍以上となる270kgに対応。体格が大きいことを理由に移動を制限されたり、窮屈な姿勢を強いられることがない。 デンマーク流の人間工学設計  COBI REHABは、高体重者や肥満患者のための医療・介護機器を専門に開発するメーカーだ。その設計思想の根底にあるのは、「ユーザーの尊厳を守ること」。ECLIPSE Tiltは、ただ頑丈なだけではない。背もたれと座面を独立して角度調整できる機構を採用し、姿勢保持の快適性に徹底的にこだわっている。これは単なるリクライニングではなく、座面の角度を変えることで体圧を分散し、呼吸や血流への負担を軽減する仕組みだ。また、シートクッションには通気性と耐久性を両立させた高密度フォームを採用。大柄なユーザーでも沈み込みすぎず、しっかりと安定した姿勢を保てる。長時間の着座や介助時の体位変換など、さまざまな場面でユーザーと介助者の双方が快適に動けるよう工夫されている。  実際に触れてみると、介助者側への配慮も随所に感じられた。ハンドルの高さは工具なしで調整でき、ブレーキレバーは大型でしっかり握り込める。フットサポートの高さ調整や取り外しも容易で、乗り降りの安全性が高い。さらに後輪のキャスター構造は、方向安定性と回転の軽さを高いレベルで両立。270kgのユーザーを乗せた状態でも、驚くほど軽やかに方向転換できるという。担当者によれば「重量に耐えるため剛性を上げると操作が重くなりがちですが、支点位置やタイヤ圧まで最適化しています」とのこと。... ...

    On 2025年10月15日 / By wpmaster
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    コンパクトでハッチバックにも載せることができる「Fellerhoff MED TECの電動車いす」/REHACARE(リハケア)2025

    文と写真●Believe Japan 2025/10/11(土)配信 欧州最大の福祉機器展「REHACARE(リハケア)」に今年も行ってきました! ここでは折りたたみ式電動車いす VOLKS ROLLI(フォルクスロリ) をレポートします。 軽量かつ折りたたむことができる  Fellerhoff MED TEC(フェレルホッフ・メドテック)が開発したVOLKS ROLLIの最大の特徴は、電動車いすながら折りたたたむことができ、その状態でも電動で車輪を動かすことできることだ。ん? どういうこと? と思うかもしれないが、そのメリットは、ハッチバックのフォルクスワーゲンゴルフに装着されたスロープを登っていくVOLKS ROLLIの写真をみればわかるだろう。つまり、車両積載時に折りたたんでコンパクトになった車いすを、スロープを使ってスマートにラゲッジに収納することができるというわけ。車いすを車両に積み込むのは非電動でも面倒な作業で、重量が増す電動車いす場合はなおさら。そして、車両への積載もミニバンタイプじゃないと難しかった。その意味で、この製品は革新的といえる。  VOLKS ROLLIの本体重量はわずか28kgで積載荷重は150kg。最高時速は6km、航続距離は24kmを誇る。バッテリーはフレーム左右にそれぞれ収められているのが特徴。そして、折りたたみ機構もシンプル! アームレストは跳ね上げ可能でフットレストも収納できるため、クルマはもちろん電車移動も可能だ。使いたい場所へ持ち運ぶことができる。  操作はジョイスティックによる前後左右のコントロールで、操作感は軽く直感的。座面の高さ(55~59cm)や幅(49~59cm)は調整可能で、ユーザーの体格や好みに合わせられる。「だれもが気軽に持ち運べる電動車いすをつくる」というメーカーの理念が細部にまで反映されている。 未来のスタンダードへ  ドイツ西部のボーフムに本社を置く医療機器メーカー Fellerhoff... ...

    On 2025年10月11日 / By wpmaster
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    運転の自由を取り戻す「KEMPFの運転補助装置」/REHACARE(リハケア)2025

    文と写真●Believe Japan 2025/10/6(月)配信 欧州最大の福祉機器展「REHACARE(リハケア)」に、今年も行ってきました! ここではあらゆる車種に対応する老舗メーカーの運転補助装置をレポートします。 リングを押すとクルマが加速し、ドライブフィールも自然  70周年を迎えた運転補助装置メーカー KEMPF(ケンプフ)。ブースの主役は、同社を代表するデジタル・アクセラレータリング「DARIOS(ダリオス)」だった。展示されたメルセデス・ベンツ Cクラスのドアを開けると、ステアリングの内側にリングが取り付けられているのがわかる。 「足を使わなくても、こんなに自然にアクセル操作ができるんだ」。操作を試した来場者が思わず声を上げる。リングを押す力加減で加速をコントロールでき、手だけで運転しても違和感は少ない。まるで通常のアクセルを踏んでいるかのようだ。ブースの担当者は次のように説明する。「DARIOSは車両のECU(電子制御ユニット)と直接つながっています。だからレスポンスが正確で、従来の補助装置にありがちな“もたつき”がありません。ハンドルを握ったまま直感的に操作でき、純正アクセルに近いフィーリングを実現しています」。実際に車内をのぞくと、DARIOSはインテリアに違和感なく組み込まれ、まるで純正装備のよう。少し触れただけでも、その高いクオリティが伝わってくる。 片腕・片足で操作できる装置  KEMPFでは、DARIOSのほかにも身体的制約があるドライバー向けに多様な装置を提供している。そのひとつが「PICADO(ピカド)」。片腕での運転を想定したステアリングノブで、このノブからウインカーやライトなど最大16種類の車両機能を操作でき、安全で快適な運転を実現する。また(写真はないが)、右足に障害があるドライバーには「Electronic Left Foot Accelerator」が用意される。左側に新しいアクセルペダルを設置し、ブレーキはそのまま使用。スイッチで「右足アクセル/左足アクセル」を切り替えられるので、家族などが運転する場合も安心だ。 国内での可能性  日本国内でもホンダが自走車両向けに運転補助技術を提供しており、車両と一体化した安心感ある操作性を実現している。一方、KEMPFは多様な車種に対応する改造型の補助装置として、自然で違和感のない操作感を実現している点が特長だ。KEMPFはフランスにルーツを持ち、創業70年以上の歴史を誇る。とくに運転補助装置の分野では40年以上の実績を持つスペシャリストである。現在ではフランス本社に加え、ドイツやアメリカにも拠点を展開し、世界中のドライバーに「自由な移動の可能性」を届けている。現時点では左ハンドル車のみの設定だが、その自然な操作感や幅広い車種への対応力を考えると、日本市場での導入も大いに期待される。高齢化や身体に制約のあるドライバーが増えるなか、KEMPFの運転補助装置は、より多くの人々に「運転の自由」を届ける存在となるだろう。 ...

    On 2025年10月6日 / By wpmaster
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    車いすで自由にアウトドアを楽しむ「THECUBERのキャンピングトレーラー」/REHACARE(リハケア)2025

    文と写真●Believe Japan 2025/10/3(金)配信 欧州最大の福祉機器展「REHACARE(リハケア)」に、今年も行ってきました! ここでは車いす対応のキャンピングトレーラー「THECUBER」をレポートします。 未来のアウトドアをデザインしたキャンピングトレーラー  リハケアでは、日常に使えるモビリティの提案が多く見られるが、そこはヨーロッパ。長いバカンスを見据えた、余暇を積極的に楽しむための製品も目に入る。そんな中でも多くの人で賑わい、ひときわ明るい雰囲気を放っていたのが「THECUBER(ザ・クーバー)」のブースだ。このキャンピングトレーラーメーカーの理念は創業以来明確で、「バリアフリー」、「機能性」、「デザイン性」の三位一体。歩行が不自由な人の移動をアシストするにとどまらず、だれもが自由で快適な時間を過ごせることを目指している。  ブースには、スロープタイプとリフトタイプが展示されていた。スロープタイプは長めのスロープを展開し、緩やかな傾斜で自力で乗降しやすい設計となっている。補助を最小限にし、みんなでアウトドアの時間を楽しめる工夫が随所に見られる。一方のリフトタイプは限られたスペースでも昇降でき、駐車場や狭いキャンプ場での使用に対応。どちらも車いす使用者が自由に移動できる設計で、乗降のストレスを最小限に抑えていた。  気になる内部は広々とした空間で、車いすでの旋回もスムーズ。フラットな床面としっかりしたシャシーによって、走行中の揺れや振動を最小限に抑えているという。また断熱材と高性能パネルを採用しており、欧州の寒冷地から日本の蒸し暑い夏まで快適に過ごせるのもポイントだ。また、モジュール式の内装は、ベッド、収納、調理台などを用途や人数に応じて配置でき、最大5名まで宿泊可能なモデルもある。アウトドアレジャーだけでなく、バリアフリー対応の移動販売車や移動オフィスとしても活用可能だ。  会場では多くの来場者が車いすで内部を体験し、「これなら家族や友人とアウトドアを楽しめる」と笑顔を見せていた。THECUBERのトレーラーは、キャンプの新しい形を提示する可能性を感じさせる。 ...

    On 2025年10月3日 / By wpmaster

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