通常モデルに加え、福祉車両(ウェルキャブ)も充実したラインアップを誇るハイエースに一部改良が施された。 今回の改良では、車両後方のカメラ映像を映し出すデジタルインナーミラー(全車にオプション)と車両を上から見たような映像をナビゲーション画面へ表示するパノラミックビューモニター(AT車のみにオプション)を採用し、周囲の安全確認をサポート。また、オプティトロンメーターに4.2インチTFT(薄型トランジスタ)カラーのマルチインフォメーションディスプレイを採用するなど、視認性を向上している。さらに、アクセルペダル踏み間違い時の衝突被害軽減に寄与するインテリジェントクリアランスソナー(Toyota Safety Sense装着のAT車にオプション)を採用するなどし、安全装備の充実が図られている。 ●価格帯 車いす仕様車:368万7000円〜480万円 ウェルジョイン:307万8000円〜417万5000円 ※消費税は非課税(ウェルジョインは消費税込み)。 ※北海道、沖縄のみ価格が異なる。 ...
On 2020年4月17日 / By wpmaster文と写真●Believe Japan 介助する側、介助される側、双方の立場になってビリーヴカー(福祉車両)をインプレッション! レポートするのは、介護経験があり自身も福祉車輌取扱士スペシャリスト資格を持つタレント・モータージャーナリスト 竹岡 圭。トヨタの福祉車両開発担当 中川茂さんをゲストにお迎えし、トヨタ ウェルキャブについて紹介します。特集その⑦は「シエンタ 車いす仕様車&ウェルチェア」について。 トヨタ ウェルキャブ公式サイト:https://toyota.jp/welcab/index.html ...
On 2020年3月10日 / By wpmaster文と写真●Believe Japan 介助する側、介助される側、双方の立場になってビリーヴカー(福祉車両)をインプレッション! レポートするのは、介護経験があり自身も福祉車輌取扱士スペシャリスト資格を持つタレント・モータージャーナリスト 竹岡 圭。トヨタの福祉車両開発担当 中川茂さんをゲストにお迎えし、トヨタ ウェルキャブについて紹介します。特集その⑥は「特別対談:中川氏に聞くこれからの福祉車両」について。 トヨタ ウェルキャブ公式サイト:https://toyota.jp/welcab/index.html ...
On 2020年3月6日 / By wpmaster文と写真●Believe Japan 介助する側、介助される側、双方の立場になってビリーヴカー(福祉車両)をインプレッション! レポートするのは、介護経験があり自身も福祉車輌取扱士スペシャリスト資格を持つタレント・モータージャーナリスト 竹岡 圭。トヨタの福祉車両開発担当 中川茂さんをゲストにお迎えし、トヨタ ウェルキャブについて紹介します。特集その⑤は「ヴォクシー ウェルジョイン」について。 トヨタ ウェルキャブ公式サイト:https://toyota.jp/welcab/index.html ...
On 2020年3月3日 / By wpmaster文と写真●Believe Japan 介助する側、介助される側、双方の立場になってビリーヴカー(福祉車両)をインプレッション! レポートするのは、介護経験があり自身も福祉車輌取扱士スペシャリスト資格を持つタレント・モータージャーナリスト 竹岡 圭。トヨタの福祉車両開発担当 中川茂さんをゲストにお迎えし、トヨタ ウェルキャブについて紹介します。特集その④は「ノア 車いす仕様車(スロープタイプ)」について。 トヨタ ウェルキャブ公式サイト:https://toyota.jp/welcab/index.html ...
On 2020年2月28日 / By wpmaster文と写真●Believe Japan 介助する側、介助される側、双方の立場になってビリーヴカー(福祉車両)をインプレッション! レポートするのは、介護経験があり自身も福祉車輌取扱士スペシャリスト資格を持つタレント・モータージャーナリスト 竹岡 圭。トヨタの福祉車両開発担当 中川茂さんをゲストにお迎えし、トヨタ ウェルキャブについて紹介します。特集その③は「ヴォクシー 車いす仕様車(スロープタイプ)」について。 トヨタ ウェルキャブ公式サイト:https://toyota.jp/welcab/index.html ...
On 2020年2月25日 / By wpmaster文と写真●Believe Japan 介助する側、介助される側、双方の立場になってビリーヴカー(福祉車両)をインプレッション! レポートするのは、介護経験があり自身も福祉車輌取扱士スペシャリスト資格を持つタレント・モータージャーナリスト 竹岡 圭。トヨタの福祉車両開発担当 中川茂さんをゲストにお迎えし、トヨタ ウェルキャブについて紹介します。特集その①は「ヴォクシー サイドリフトアップチルトシート装着車」について。 トヨタ ウェルキャブ公式サイト:https://toyota.jp/welcab/index.html ...
On 2020年2月18日 / By wpmaster文●Believe Japan 写真●内藤敬仁 ご存知のように、日本は世界一の高齢化国で、現時点での65歳以上の人口割合は28%に及んでいる。この状況は2050年になると約40%になると予想され、すでに年金問題も含め日本に立ちはだかる大きな課題となっている。つまり、約30年後には6人の現役側が4人の高齢者を支えるというイメージだ。そんな状況のなか、自動車メーカーの開発者として、日々奮闘する人がいる。トヨタ自動車で15年間ウェルキャブ(福祉車両)事業をとりまとめる、中川茂氏だ。 そんな中川氏がいま取り組んでいるのが、「福祉車両ではない福祉車両」。それは、新型ヤリスをベースにした「運転席回転シート車」(プロトタイプ)で、運転席が回転することで、乗り降りを手助けしてくれるというもの。我々も福祉車両の取材を続けてきて、常々疑問に思うことがあった。それは、助手席回転シート仕様が「福祉車両」であり続けていること。いちど試すとわかるのだが、この回転シートは非常に便利で、障がいをもった方だけでなく、単純にクルマの乗り降りがおっくうに感じるようになったひとにも、とても助かる装備なのだ。 新型ヤリスは来年2月の発売予定。今回の運転席回転シートはウェルキャブ(福祉車両)ではなく、通常のカタログオプションとなるという。 「できるかぎりドライバーの自立を支える、これがこのシートのコンセプトです。歳をとると筋力が落ちるので、普通のシートだと片足に全体重をかけて降りなければなりません。そして、この右足が着地できる位置は運転席から遠く、上半身も45度ほど傾ける必要があります。とくに腰の痛い方はこれが辛い。運転席回転シート車の場合、まず両足で立ち上がれるので、足の筋力は半分ほどですみますし、足が着地したところと身体の位置関係が近く、上半身も20度くらい傾ければ大丈夫。乗り降りの負担が半減します(中川氏)」。 このシート、我々も試させてもらったが、とても楽に乗り降りができることに、ちょっとした感動を覚えた。また、興味深い話だったのが、筑波大学の市川教授が発表した(日本疫学会誌)データ。高齢者の運転と要介護になるリスクを比較したデータで、運転を継続した高齢者が要介護になる数値を「1」とすると、運転をやめた高齢者が要介護になる数値が「2.2」となるという。自動車で外出することが、健康寿命を延ばすということを証明しているというのだ。いうまでもなく、健康寿命が延びることは介護期間を減らすことにもつながってくる。 「約4割が高齢者の時代になって、それぞれの高齢者がみんな介護を受けるとすると、現役側(支える側)の負担はものすごく大きなものになる。そのときにあまり介護を受けずにいたほうが、ご本人も幸せだし、その親御さんを介護する子供たちも助かるし、国も助かる。自動車がそういうところでお役に立てる可能性を、これからも模索していきたいですね(中川氏)」。 回転シートを装着することを前提に、ドア下部の角を落とす設計がなされ、ドアが半開でも足が当たらず乗り降りできるよう考慮されている。 「4リンク」という新たな機構を使用することで、シート高は標準モデルと同等となっている。 車いすを寝かして搭載する電動収納装置も新たに登場。こちらはウェルキャブとなる。 話を伺ったのは トヨタ自動車株式会社 CV Company、CV 製品企画、ZU 主査、トータルソリューション事業室... ...
On 2019年11月15日 / By wpmaster文と写真●Believe Japan 広大なスペースを使って最新の福祉車両を展示し、実際の使い勝手を試すことができたトヨタ・ダイハツのブース。安心と安全をテーマに開発された福祉車両は、ただベースモデルに機能を追加しただけではなく、地域や実際に車両を使うユーザーに寄り添う形で作られている。世界有数の自動車メーカーであるトヨタと小型車専門メーカーであるダイハツが、それぞれの強みを生かしながら、多様性のあるラインアップを構成しているのが特徴。 たとえばこちらのパネルは「シートが回転・昇降、回転・前傾して乗り降りする車両」の一覧が示されたもので、非常に数多くの福祉車両が存在することがわかる。ユーザーの事情や環境に合わせたモデルが選べるということだ。 「ノア ウェルジョイン 助手席リフトアップシート付(270万3000円〜276万6000円)」は、多人数の送迎をより快適にするクルマ。運転手の負担が少ない車両サイズがポイントで、コストを抑えながら3列目にも乗り降りしやすいよう工夫が凝らされている。 福祉車両ではないクルマを、簡単かつ低コストで使いやすくできるのが「サポトヨプラス」と名付けられた用品類。乗り降りを楽にしてくれたり、カーブでの身体を支えるのを手助けしてくれたりするもので、取り付けも簡単。 扱いやすさが人気の「シエンタ 車いす仕様車(213万円〜249万6000円)」には、3タイプの車いす仕様車が用意されている。車高降下機能を持つ「タイプⅠ」、車いすでの2列目乗車やストレッチャーにも対応する「タイプⅡ」、そして「タイプⅠ」の機能に助手席回転チルトシートを標準装備した「タイプⅢ」。 「エスクァイア 車いす仕様車(304万4000円〜337万9000円)」は、広い室内スペースを生かして多彩なバリエーションを用意している。2列目と3列目への同時乗車を実現した「タイプⅠ」。3列目を生かせる「サードシート付」と8ナンバー仕様の「サードシート無」仕様を用意した「タイプⅡ」。そして先進的な電動車いす「電動ウェルチェア」が標準装備されていて、ワンタッチで固定可能な「タイプⅢ」。 「ヴォクシー 車いす仕様車(290万1000円〜323万6000円)」は、機能やバリエーションは「エスクァイア 車いす仕様車」と同じ。デザインの好みや予算で選ぶことができる。 長距離、長時間でも快適な移動を実現してくれるのが「ヴェルファイア サイドリフトアップシート装着車(356万1000円〜516万8000円)」。乗り降りの際に2列目のシートが電動でスライド&チルト。膝への負担を考えた角度も自慢。 助手席が回転して車外にスライドダウンして乗り降りを助けてくれる「ルーミー 助手席リフトアップシート車(174万5000円〜223万6000円)」。手動で車いすを荷室に固定する「タイプA」と35kgまでの車いすを電動で収納できる「タイプB」が存在。 車いすの方が運転席に乗り降りするのをサポートしてくれる「プリウス... ...
On 2019年5月6日 / By wpmasterドコモとトヨタは、第5世代移動通信方式(以下、5G)を用いたロボット制御のトライアルを開始し、約10キロメートルの遠隔地を想定した実験環境において、トヨタのヒューマノイドロボット「T-HR3」を制御することに成功したと発表した。 T-HR3は、家庭や医療機関など多くの場面で、人々をサポートするパートナーロボットとして開発され、トルクを制御するトルクサーボモジュールと、全身を自在に操るマスター操縦システムなどにより、操縦者はT-HR3にかかる外からの力を感じながら、T-HR3に操縦者と同じ動きをさせることができる。 T-HR3のしなやかな動きを実現するためには、システム間で制御信号をやり取りする際の通信遅延を少なくすることが求められる。今回は5Gの特徴の1つである低遅延性を活用し、5Gを用いた無線接続を一部含む遠隔地間を模擬した環境において、T-HR3の制御に成功したという。 なお今回の取り組みは、2018年12月6日(木)から東京ビッグサイトで開催予定の「DOCOMO Open House 2018」で、会場(東京ビッグサイト)と東京スカイツリー間でのデモンストレーションを行う予定となっている。 ...
On 2018年11月30日 / By wpmaster© 2016-2020 Believe Japan, Inc. All rights reserved.