2024/5/17(金)配信 マツダは、「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」の累計来場者数が2,600万人を達成したことを受けて、「社会福祉法人 交響」(広島市東区)に「MAZDA2 助手席回転シート車」を贈呈することを決定した。 今回の贈呈にともない、5月21日(火)に同球場で開催される「広島東洋カープ 対 阪神タイガース」の試合開始前に、マツダの執行役員の東堂 一義(とうどう かずよし)氏が、贈呈先の代表者に目録を渡すセレモニーを行う予定。 この取り組みは、マツダが広島市民球場の命名権取得の際に、社会貢献活動の一つとして広島市に提案したもので、来場者数が100万人を達成するごとに、社会福祉法人 広島市社会福祉協議会により選定された社会福祉団体に、マツダ車を1台贈呈するもの。地域に根差した企業として、持続可能な地域社会の発展に貢献するために、当活動を継続している。 ...
On 2024年5月17日 / By wpmaster文と写真●Believe Japan 2023/11/21(火)配信 東京ビッグサイトで開催された国際福祉機器展 H.C.R.2023(2023年9月27日(水)~29日(金)まで開催)。マツダブースで実施された、マツダ CX-30 SeDVの実演やマツダ SeDV ワークショップ スペシャルトークセッションの模様をお届けします。 関連記事:【H.C.R. 2023 レポート】ハンドルでアクセル操作ができる「CX-30 SeDV」(参考出品車) ...
On 2023年11月21日 / By wpmaster文と写真⚫︎Believe Japan 2023/10/13(金)配信 H.C.R. 2023のマツダ ブースに置かれていたのが、3台のSeDV。「SeDV」とは「Self-empowerment Driving Vehicle」の略で、自分の意志で行動、移動し、イキイキと人生を楽しむというコンセプトで生まれた。これらのモデルに共通なのが、手動運転モードと通常運転モードを切り替えられる機能。これにより、下肢障がいを持つひとでも、クルマを自分で運転できるのが最大の特徴となっている。 ブースにはロードスター、CX-30、MX-30のSeDVが展示されていたが、今回初めてお披露目されたのがCX-30 SeDV(参考出品車)である。すでに販売されているMX-30 SeDVと同じく、アクセル操作はハンドルに沿って置かれるアクセルリングで行う。押し込むと加速、離すとアクセルオフという仕組みだ。ブレーキ操作はステアリングの左側にあるレバーで行う。CX-30 SeDVでは左肘を固定するブレーキサポートボードが置かれ、安定したブレーキ操作ができるのも大きな特徴。さらに運転席の右側には移乗ボードが配置され、車いすから乗り込みやすい工夫がなされている。 すでに販売中のMX-30 SeDVと同じく、足踏みのブレーキペダルを踏みながらエンジンを掛けると、通常運転モードとして使える。障がいを持つひとが、家族や友人と運転を交代しながらドライブに行けるのは非常に魅力的。発売は2024年とのことだが、福祉車両にまたひとつ便利なモデルが加わることになりそうだ。 ...
On 2023年10月13日 / By wpmaster文●Believe Japan 写真●Believe Japan、マツダ 2022/11/11(金)配信 「国際福祉機器展H.C.R.2022」で訪れたマツダのブースでは、車いすユーザーが自らドライビングを楽しみ、アクティブライフを満喫できるクルマの展示が行われていた。 ブランド全体で「クルマを運転する喜び」を追い求めるマツダにとっては、福祉車両も例外ではない。アクティブなカーライフをサポートするSUV「MX-30」とマツダイズムを体現するオープンスポーツの「ロードスター」をベースにした展示車2台も、そうした強いメッセージを発していた。 MAZDA MX-30 Self-empowerment Driving Vehicle(SeDV) 福祉車両としては見慣れないSUV、さらにはルーフ上に大きなオートボックスを装備するというアクティブなルックスで存在感を際立たせていた。運転席に座ったままでルーフ上に車いすを電動収納できるオートボックスと、運転席に座ったままでリアドアを閉められるストラップ式リアドアクローズアシストが装備され、車いすユーザーが自分ひとりで乗り降りすることができる。オートボックスは車いす、福祉車両架装メーカーのミクニ ライフ&オート(旧ニッシン自動車工業)が手がけたものでスムーズな動きを見せる。 一方、車いすユーザーが自ら運転することを可能にする装置としては、リング式アクセル&レバーブレーキ、ブレーキサポートボード、移乗ボードが装備される。 ■リング式アクセル 押し込むと加速するリング式のアクセルは、反力によって速度維持できるアクセルリングで、押し込み具合が瞬時に把握できるようになっている。これにより、ハンドルの持ち替えと、アクセルリングの押し直しが同時に必要な「交差点の右左折」や「立体駐車場スロープの登り」などの際でも、ギクシャク感のないスムーズな運転が可能になる。 ■レバーブレーキ 手のひらになじみ押しやすい形状、目視しなくてもステアリングから持ち替えやすい位置に取り付けられるレバーブレーキは、しっかりとブレーキがかけられるように、肩を起点に力を発揮しやすい軌道に設定される。ハザードスイッチ、ブレーキロックボタンも使いやすくレイアウトされている。 ■ブレーキサポートボード 肘をサポートできるボードで、肘を支点に細かな操作のしやすさと安定したブレーキングを可能にする。カップホルダーに差し込んで固定する方式のため、不要なときは簡単に取り外すことができる。... ...
On 2022年11月11日 / By wpmaster文●Believe Japan 写真●Believe Japan 、マツダ E&T 2022/5/25(水)配信 4月29日、広島に本社のある「マツダE&T」にて、「スロープ式車いす移動車累計生産台数6万台記念式典」が開催された。「マツダE&T」は、マツダグループでエンジニアリング事業(量産車開発、派生車開発)やカスタマイズ事業(福祉車両、教習車等の特装車両)などを手がける総合エンジニアリング会社で、先般ビリーヴ・チャンネルでもご紹介した「MX-30 SeDV(セルフエンパワーメント・ドライビング・ビークル)」の開発も担当している。 式典は、代表取締役社長の野間幸治さんの挨拶から始まり、製造技術部の岸本勇次さん、ボデー・シャシー設計部 主幹の大塚孝江さん、PT性能・制御システム開発部の大上真弘さん、取締役常務執行役員の萩原國昭さんと続き、同時に全スタッフへ配信されるという形態だったが、記念すべきスロープ式車いす移動車の第1号車である「キャロルi」も展示され、会場に華を添えていた。 この日のためにフルレストアされたという「キャロルi」。その誕生は、なんと1995年というから驚くばかり。いまから27年も前に、いかにしてこのクルマが誕生したのか。また、6万台ものスロープ式車いす移動車を生産し続けている背景とはいかに? 今回特別に、特装車開発リーダーの経験をお持ちの「マツダ E&T」企画管理本部の方々に話を伺った。 マツダE&Tが福祉車両を手がけることになった背景を教えてください。 村田さん 「キャロルi」が登場した1995年というのは、いわゆるバブル崩壊後。そのころ多くの会社がそうであったように、我々もより会社を強くするための新規事業を模索していました。そこで、社内公募を行い、当時の役員が満場一致でOKを出したのが、この「キャロルi」でした。 米田さん この提案は介護ヘルパーをする母親を持つ社員からでした。ご存知のように、車いすでの移動はさまざまな制約があります。「少しでも母の負担を軽くできれば」との思いがこの提案に結びつきました。 軽自動車である「キャロルi」が選ばれた理由とは? 小泉さん 当時車いすを載せることができるのは、大きな病院や企業が所有するバンやバス的なものが主だったものでした。それらを個人が所有するのはハードルが高い。それに家庭内で介護される方に女性が多かったこともあり、日本の道路事情から取りまわし性に優れ、価格も安く抑えられる軽自動車に着目したというわけです。 「キャロルi」制作にあたり、苦労されたところはありますか? 米田さん 前例がないチャレンジだったので、苦労といえばすべて苦労でした(笑)。まずは車いす乗員スペースの創出。乗車位置を決め込んでから、フロア、ルーフの改造、燃料タンクの新設・移設、リヤサスの改造など多岐にわたります。とくにルーフ部分はFRPで仕上がっているのですが、当時この大きさのものを型取りして仕上げることが難しく、本当に苦労しました。 レストアされた車両をじっくりチェックさせてもらったが、その完成度の高さにちょっと驚いてしまった。車いすは専用のものが使用されているが、まずリヤゲート展開時の角度が浅いため、車いすを載せる際の介助側の負担が少ない。そして、車いすはストレスなく車両にワンタッチで固定できるではないか! さらに、車いすに乗ったまま乗車してみると、乗車後の頭上スペースや視界、そして手すりの位置など、居心地のいい空間が実現されているのだ。これを企画立案から販売まで。わずか1年で実現したというのだから凄い。 「キャロルi」以降に手がけた福祉車両、また開発時に注力している点を教えてください。 村田さん 車いす移動車は、「キャロル」、「フレアワゴン」、「デミオ」、「プレマシー」等。回転シート車は、「デミオ」、「プレマシー」等。リフトアップシート車は、「MPV」、「ビアンテ」、「CX-5」等。運転補助装置搭載車は、「ロードスター」、「アクセラ」、「MX-30」をそれぞれ手掛けてまいりました。... ...
On 2022年5月25日 / By wpmaster文と写真●Believe Japan 2022/4/19(火)配信 介助する側、介助される側、双方の立場になってビリーヴカー(福祉車両)をインプレッション! 今回レポートするのは、自動車ジャーナリスト 石井昌道。マツダ MX-30 Self-empowerment Driving Vehicle(セルフ エンパワーメント ドライビング ビークル)をご紹介します。 ...
On 2022年4月19日 / By wpmaster2021/12/9(木)配信 マツダ株式会社は、手動運転装置付きの「MAZDA MX-30 Self-empowerment Driving Vehicle(セルフ エンパワーメント ドライビング ビークル)」の予約受注を本日より開始すると発表した(発売は2022年1月以降を予定)。 購入時は、オフィシャルウェブサイトを通じて専門知識を備えたスタッフがオンライン上で相談や要望を聞き、それに合わせた装備を提案するという。 「MX-30 SeDV」は、ユーザーが自分の意志で移動したり、行動したりすることをサポートする選択肢の一つとして提案された、手動運転装置付車。MX-30のコンセプトである「わたしらしく生きる」をもとに、ユーザーの夢を応援し、より豊かな人生を過ごしていただくことを目指して開発されたという。 運転システムは、手で直感的に加減速を行う「アクセルリング」と「レバーブレーキ」を採用。加速時は、運転しやすく素早く慣れることができるよう、操作意図に応じた滑らかな挙動を実現。 また、減速時は力を発揮しやすい軌道にレバーを配置し、ブレーキサポートボードを支点に、肘から先での細かなブレーキ操作が行えるようになっている。手での手動運転と、従来の足でのペダル運転操作の選択が簡単に行えることが特徴で、車いす利用の方の運転席への乗り移りをスムーズにする「移乗ボード」も用意されている。なおシステムは、MX-30の全機種に取り付けが可能だ。 【メーカー希望小売価格】※消費税非課税 52万8000円(取付費込み) 装備内容(アクセルリング/レバーブレーキ/ブレーキサポートボード/移乗ボード) 【商談の流れ】 ①MX-30 SeDVサイトの「商談予約はこちら」より、商談ご希望日時、希望販売会社などを入力②販売会社より、オンライン商談のURL(TEAMS)を送付③オンラインにて相談④販売店にて、契約... ...
On 2021年12月9日 / By wpmaster文と写真●Believe Japan 2021/2/9(火)配信 先日デビューした「マツダMX-30 EV MODEL」は、マツダの新しい歴史を刻む1台。フリースタイルドア(観音開きドア)を採用した独創的なスタイリングとEVならではのスムーズな走りのコンビネーションは、「クルマってまだまだ楽しいな」と素直に思わせてくれる。そして、驚いたことにこのクルマには、新しい福祉車両がスタンバイしている。 正式なデビューはこの秋ということで、触れることができたのは試作段階の車両だが、その印象をお伝えできればと思う。 じつはマツダの福祉車両の歴史は古く、59年前に市販された「R360クーペ」の手動運転装置付車が最初の1台となる。以降、スロープ式車いす移動車などを手がけ、現行モデルでは手動運転装置付車「ロードスター/ロードスターRF」、助手席回転シート車「マツダ2」、リフトアップシート車「CX-5」、車いす移動車「フレアワゴン」がラインアップされている。 今回の「マツダMX-30 EV MODEL」の福祉車両は、福祉車両という枠組みではないモデルとして成長させたいとの思いから、「Self-empowerment Driving Vehicle」との名称が与えられた。大きな特徴と言えるのは、アクセルにリング式を採用していること。日本では、これまで自操式車両というとAPレバー式(左手でアクセル/ブレーキ、右手でステアリング)が定番だったが、リング式(左手でブレーキ、両手でアクセル)だと両手でハンドルを握ることができ、自然な姿勢で運転できることはもちろん、運転中にドリンクを飲むこともできる。 欧米ではわりとスタンダードなリング式。これまで日本でもパーツを海外から取り寄せ、専門的なショップで自車に取り付けるといったことは行われていたが、自動車メーカーのラインアップとして登場するのは初めてのこと。ちなみに、このモデルはすべてマツダ内製とのことだから、いかに力を入れて開発しているのかがわかる。 また、見逃せないのが世界初という運転切替機能。たとえば家族とのドライブで、行きは身体の不自由な方、帰りは健常者の家族といったように、簡単に切り替えることができるのだ。 敷地内を少しだけ走らせてもらうと、アクセル/ブレーキ操作に関しては、すぐに慣れてしまうほど運転しやすいことがわかった。この馴染みやすさは、あきらかに両手でステアリングを握ることができるから。ブレーキが必要なタイミングでは、スッと左手をレバーに添えればいい。車庫入れのシーンなどで車両をバックさせる際は、レバーでブレーキを固定させ、シフトチェンジしてからブレーキを解除するという手順のため、少しだけ慣れが必要かもしれないが、難易度は高くない。 マツダでは、今回EVモデルにこの「Self-empowerment Driving Vehicle」を設定した理由を、「スムーズな走り」と「自宅で充電できる手軽さ」を強調する。たしかに、セルフがメインとなったガソリンスタンドで、車いすでの給油作業はかなり面倒だ。気になる価格も企業努力の真っ最中とのことだから、楽しみに秋の正式発表を待ちたい。 ... ...
On 2021年2月9日 / By wpmasterマツダは、CX-5 助手席リフトアップシート車を一部改良し、2018年11月22日に発売する。 今回の改良はベース車であるCX-5の改良に合わせ、福祉車両のメカニズムも新しくなった。具体的には従来から導入されている「G-ベクタリング コントロール(GVC)」に、ハンドルを切った際の制御に加えてブレーキによる車両姿勢安定化制御を追加した「G-ベクタリング コントロール プラス(GVCプラス)」を採用。これにより、高速走行での車線変更や滑りやすい路面でも挙動を安定させ、より安心感のあるドライブが楽しめるようになった。 ●価格帯 20S 助手席リフトアップシート車:291万9000円 25S 助手席リフトアップシート車:312万9000円 XD 助手席リフトアップシート車:320万9000円〜341万9000円 ※消費税は非課税。 ...
On 2018年10月11日 / By wpmasterマツダは、2018年6月10日に「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」の累計来場者数が1700万人を達成したことを受けて、広島市安佐北区にある「社会福祉法人 やぎ」に、同社のSUV「CX-8」を贈呈することを決定した。 今回の贈呈にともない、10月4日に同球場で開催される「広島東洋カープ 対 読売ジャイアンツ」の試合開始前に、同社の丸本明代表取締役社長兼CEOが、贈呈先の代表者に目録を渡すセレモニーを行う予定。 なおマツダは2009年以降、同球場への来場者数が100万人を達成するごとに社会福祉団体にマツダ車を納めており、これまでに福祉車両を含めて16台を贈呈してきた。 ...
On 2018年9月27日 / By wpmaster© 2016-2020 Believe Japan, Inc. All rights reserved.