ホンダは、ステップ ワゴンをマイナーチェンジし、2017年9月29日に販売を開始、同時に福祉車両「車いす仕様車」「サイドリフトアップシート車」「助手席リフトアップシート車」もベース車に準じた改良が施された。 今回は、専用エクステリアを採用した「スパーダ」のデザインを大幅にリニューアル。新採用のLEDヘッドライトによりシャープさが増し、フロントグリルのデザインも一新された。さらにテールゲートスポイラーは空力を考慮した形状に変更することで、よりスポーティな外観となったのも見どころ。 また 「スパーダ」に、2モーターハイブリッド搭載車「SPORT HYBRID i-MMD」を新たに設定(ただし福祉車両は除く)。こちらはJC08モード25.0km/Lという低燃費を実現し、環境にも配慮した。さらにハイブリッド搭載車には専用チューニングサスペンション、とくに上級グレードにはパフォーマンスダンパーを採用し、乗り心地と操縦安定性を両立している。 そのほか、今回の改良では安全運転支援システム「ホンダセンシング」の機能がさらに充実化。具体的には、歩行者事故低減ステアリング機能が加わったことで、8つの安全・快適機能が、福祉車両を含めた全グレードに標準装備されることになった。 ●価格 <車いす仕様車> ステップワゴン G ホンダセンシング:315万3000円〜330万8000円 ステップワゴン スパーダ ホンダセンシング:324万5000円 <サイドリフトアップシート車> ステップワゴン G ホンダセンシング:297万9000円〜313万4000円... ...
On 2017年9月28日 / By wpmaster文と写真●Believe Japan 高齢者や障がいのある方の快適な生活を提案する総合福祉展「バリアフリー2017」が、今年もインテックス大阪で開催された。23回目を迎えるバリアフリー展は、もはや春の風物詩としてすっかり定着し、今年は4月20日(木)~22日(土)の3日間で、のべ9万1356人という多くのひとが来場した。 医療、福祉にまつわるさまざまなデモンストレーションや展示、講演会などが行われたが、やはり福祉車両に対する注目度は高く、自動車メーカーのブースには、連日多くの来場者が訪れて、スタッフに対して熱心に、展示車両の機能や使い勝手などを確認している姿が見られた。各メーカーも注目のニューモデルを大々的に展示し、新しい機能などを積極にアピールした。 最近では、福祉車両を展示して、乗り降りなど実際の使い勝手を試すことができるショールームが増えている。それらは、バリアフリーはもちろん、それぞれの車両のまわりには大きなスペースがあるため、車いすでも自由に移動できるのでとても快適だ。しかし、福祉車両が数多く一堂に会して展示されるという機会は稀で、メーカーの垣根を越えて、気になるモデルを自由に比較できるということは、多くのユーザーにとってもありがたい。 ここでは、とくに関心の高かったモデルをメーカーごとにピックアップして紹介したい。 【トヨタ】 福祉車両をリードするトヨタのブースでは、コンパクトからミニバンまで、多様なラインアップで、終日賑わいを見せていた。そのなかで目立っていたのが、ハイブリッドモデルの人気の高さだった。会場では、福祉車両の燃費の目安について質問する来場者の姿も多く、その熱気の中心にあったのがプリウスPHEVの助手席回転チルトシート車。標準車の注目度の高さは福祉車両でも変わらず、実際に乗り降りを体験するための列ができるほどの人気ぶりだった。 プリウスPHEV 助手席回転チルトシート車 チルトシートは乗り降りされる方の腰の位置が高いことから、立ち上がりやすく、着座時も膝の角度がゆるやかで負担が少ないのが特徴。また、手動式のためスピーディーな操作が可能という手軽さもアピールしていた。 アーティスト大峰直幸氏によるデザインラッピングが施されたシエンタ。トヨタではおよそ30年前から、障害のあるひとの芸術活動を支援している。 【ホンダ】 8台の福祉車両が展示されたホンダのブースでは、「いつでも、どこでも、だれでも用途に応じて思いどおりに使える」というキャッチフレーズの新型コンパクトミニバン「FREED(フリード)」とホンダの福祉車両として高い人気を誇る「N-BOX」が主役だった。コンパクトながらも広大な室内空間を活かし、車いす利用者も含めて最大6名の乗車を可能とした「FREED+(フリード... ...
On 2017年5月5日 / By wpmaster近い将来、日本の空港では、利用者の多くが小さな電動モビリティに腰をかけながら、ロビーを静々と移動する光景が見られるだろうか。2017年1月、東京の羽田空港で、ホンダのパーソナルモビリティ「UNI-CUBβ(ユニカブ ベータ)」を用いた実証実験が行われる。空港を利用する人に、空港内での移動手段として使用してもらい、その機能性を詳細に検証するという。 この小柄なUNI-CUBβ(ユニカブ ベータ)は、「進みたい方向に体を傾けて重心移動するだけ」で前後左右、斜めと自由に進むことができる。着座型で肩幅に収まるほどコンパクトなサイズのパーソナルモビリティについて、ホンダは「多くの人が行き交う空間でも周囲に圧迫感を感じさせることなく、安心して利用できる」と説明している。日本最大、世界有数の旅客数を誇る羽田空港での実証実験を通して、新たな利用シーンの拡大と普及、そして今後の実用化に向けた取り組みを加速させていく見通しだ。 こちらは2012年のUNI-CUBの紹介動画。感覚的に、そして簡単に走行できることがわかる。このモデルは重さ25kg、最高時速は6kmで、1充電で走行可能な距離も6kmとなる。 UNI-CUBには、「ASIMO(アシモ)」に代表されるヒューマノイドロボット研究から生まれた「バランス制御技術」が活かされていて、 乗ってみると軽やかに動き、重心は高いのだが、つねに安定感があるのに驚かされる。 実験は1月22日(日)まで行われる。羽田空港第2旅客ターミナル2F出発ロビーにて、空港利用者を対象としたUNI-CUBβ(ユニカブ ベータ)の体験エリアが設置され、出発ロビーの移動にも利用される。また、同時に、空港スタッフの業務にも活用され、効率性や実用性の検証も行われる。空港利用者の空港内見学ツアーでの利用なども検討されている。 この実験は、ロボットの技術検証を目的に、羽田空港でロボット製品(プロトタイプ含む)の実験導入を行う「羽田空港ロボット実験プロジェクト 2016」の一環として行われる。 参照元:ホンダ公式(外部サイト) ...
On 2016年12月21日 / By wpmaster© 2016-2020 Believe Japan, Inc. All rights reserved.