文と写真●Believe Japan 2024/8/23(金)配信 介助する側、介助される側、双方の立場になってビリーヴカー(福祉車両)をインプレッション! レポートするのは、介護経験があり自身も福祉車輌取扱士の資格を持つタレント・モータージャーナリスト 竹岡 圭。今回はホンダ フリード e:HEV CROSSTAR スロープを実際に試乗しながらレポートします。 ...
On 2024年8月23日 / By wpmaster文と写真●Believe Japan 2024/7/16(火)配信 介助する側、介助される側、双方の立場になってビリーヴカー(福祉車両)をインプレッション! レポートするのは、介護経験があり自身も福祉車輌取扱士の資格を持つタレント・モータージャーナリスト 竹岡 圭。今回はスズキ コンセプトモデル「SUZUKI GO!」についてスズキ株式会社の担当者にいろいろ伺いました。その模様をお届けします。 ...
On 2024年7月16日 / By wpmaster文と写真●Believe Japan 2024/7/12(金)配信 介助する側、介助される側、双方の立場になってビリーヴカー(福祉車両)をインプレッション! レポートするのは、介護経験があり自身も福祉車輌取扱士の資格を持つタレント・モータージャーナリスト 竹岡 圭。今回はスズキ セニアカー担当者インタビューを実施!その模様をお届けします。 ...
On 2024年7月12日 / By wpmaster文と写真●Believe Japan 2024/7/9(火)配信 介助する側、介助される側、双方の立場になってビリーヴカー(福祉車両)をインプレッション! レポートするのは、介護経験があり自身も福祉車輌取扱士の資格を持つタレント・モータージャーナリスト 竹岡 圭。今回は特別にコンセプトモデル「SUZUKI GO!」に試乗させていただきました! ...
On 2024年7月9日 / By wpmaster文と写真●Believe Japan 2024/7/5(金)配信 介助する側、介助される側、双方の立場になってビリーヴカー(福祉車両)をインプレッション! レポートするのは、介護経験があり自身も福祉車輌取扱士の資格を持つタレント・モータージャーナリスト 竹岡 圭。今回は、スズキ セニアカー ET4Dを実際に試乗しながらレポートします。 ...
On 2024年7月5日 / By wpmaster文と写真⚫︎Believe Japan 2024/2/15(木)配信 2022年4月に立ち上がった「車椅子簡易固定標準化コンソーシアム」。ビリーヴでもその動向を取材し続けているが、スズキスペーシア(販売店装着アクセサリー)、トヨタハイエースへの採用も始まり、今年はその普及に勢いが増しそうだ。 そこで、今回はコンソーシアム設立から尽力し続けている、事務局の太田吉彦さんに話を伺った。 ーそもそも、コンソーシアム発足のきっかけは何だったのでしょうか?ー 「日本自動車工業会での活動となる『車いす固定標準化タスクフォース』が、自動車メーカー側の母体となります。まず、20年まで日本自動車工業会には、福祉車両を製造・販売しているメーカーが集まった「福祉車両部会』があって、そこでさまざまな課題を協議していました。その活動のなかで『車いすと車両をワンタッチで固定できればとても便利だろう』と、当時のトヨタさんが声を上げたのがきっかけとなります。そして、これをみんなで実現して将来的に標準化していければ、バスなどの公共交通機関でも使用でき、そのメリットは計り知れないものになるだろうと考えたわけです」 ー参加は自動車メーカーだけだったのでしょうか?ー 「もちろん、車いすと車両の固定にまつわる話ですから、自動車メーカーだけでなく、車いすメーカーさんの協力も必要になります。そこで、当時『福祉車両部会』でもお付き合いのあったJASPA(一般社団法人 日本福祉用具・生活支援用具協会)さんにお声がけして、一緒にやりましょう!ということで快諾いただきました。ちょうど経済産業省からも、こういったことの規格化の話が出ていまして、廃止になった福祉車両部会に代わって車いす固定標準化タスクフォースを自動車側の窓口として設立しました。まさにタイミングが噛み合った感じです」 ー現在の参加社を教えていただけますか?ー 「いすゞ自動車株式会社、株式会社カワムラサイクル、ジェイ・バス株式会社、スズキ株式会社、ダイハツ工業株式会社、 トヨタ自動車株式会社、日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社、日進医療器株式会社、日野自動車株式会社、本田技研工業株式会社、株式会社マツダE&T、株式会社松永製作所、 株式会社ミキ(50音順)となります。このコンソーシアムは、とても社会的意義のなる内容だと自負しているのですが、それぞれのメーカーにも事情があるので、各々法務部にも入っていただいて、準備に1年ぐらいかかりました。開示しておりませんが、会則ももちろんあります」 ー経済産業省のいう規格化とは、どのようなものなのでしょうか?ー 「経済産業省は高齢化先進国の日本ならではの福祉・介護の取り組みを国際社会に提案したいということで本件のISO(国際)規格化を目標として、まず国内規格のJIS化を推進されている状況です。ただ同時に『規格化はあくまで規格化であって、具体的にどのように周知して売っていくかなどは、民間であるメーカーさんが考えること』というスタンスですから、コンソーシアムとしては、これらを同時に前進させなくてはなりません。この活動としては、社会に普及して使っていただかないと意味がないので、車いす業界と自動車メーカーが力を合わせてやっていくというイメージです」 ー今回のアンカーバーに関して、苦労された点を教えてくださいー 「この仕様は、みんなで意見をいいながら結果的にここに辿り着いたという感じです。この形状・位置については、トヨタさんの先行商品があるなかで、みんなでその実車を体験をしたり、最適な配置についてオープンに協議した結果です。難しかったのは、車いすの最低地上高ですね。これは、車側から見れば低ければ低いほうがいいんですが、車いす側からすれば、低いと日常使いの邪魔になる。現在50㎜になっていますが、まさにせめぎ合いの結果です。もちろん車いすご利用者の体重によるアンカーバー高さ変化についても測定していて、一般的な車いすの耐荷重に合わせて、車いすのご利用者が100kgまでの方なら問題なく固定できる仕様にしています」 ーこれまでの活動をとおして、手ごたえはいかがでしょうか?ー 「まずはみなさんの理解と協力があって、このコンソーシアムを立ち上げることができたことにあらためて感謝しています。組織の壁を超えて参加いただくことは想像どおりハードルが高かったですね。次にガイドラインを定めて、それを公のものにできたこと。そして、これを使った商品が世の中に出てきたということ。やっとここまで来たという感じです」 ー今年の活動はどのようになりますか?ー 「ご存知のように、車いす移動車は通所介護施設がいちばんのユーザーとなります。ですから、実際に使っていただいてそのよさを実感していただくのが好ましいと思い、この年央から実証実験を行う予定です。複数の施設で各々3カ月程度使っていただき、使い勝手向上を実感いただくと共に、効果を測定できればと思っています」... ...
On 2024年2月15日 / By wpmaster文と写真⚫︎大音安弘 2024/1/11(木)配信 欧州最大の福祉機器展「REHACARE(リハケア) 2023」が、2023年9月13日~16日の期間、ドイツ・デュセルドルフで開催された。今年の出展社は700社を超え、来場者の総勢が3万人となる盛況ぶり。その会場で出会った福祉車両やモビリティを紹介したい。 ドイツ・ヴァンセルベルクに本社を置く「Automobile Sodermanns」は、1996年に創業した身障者向けの車両改造に特化した企業で、あらゆる身体的疾患を持つ同乗者にも最適となるモビリティを提供している。改造の対象となるのは、乗用車にもちろん商用車や作業用機械などのビジネスニーズに加え、オートバイやキャンピングカーといった趣味性の高いものまで対応している。同社のスタッフは、医学的および技術的な訓練を受けているため、個々の車両の改造が、どのような要件を満たす必要があるかを正確に理解することができるという。 展示車のFIAT500Xは、身障者ドライバー向けの仕様のもの。運転席には、いずれもドイツVEIGEL社のハンドコントロール「eクラシック」とマルチファンクションノブ「マイコマンド」が装着されている。 eクラシックは、電子制御式のハンドコントロールで、ハンドルをひねることでアクセルを、ハンドルをプッシュすることでブレーキを操作する仕組み。人間工学に基づいた設計で、ハンドル角度の調整も可能だ。ステアリングに装備された「マイコマンド」は、ステアリングのグリップ操作に加え、ウインカーやライト、ワイパーの操作など最大14個の機能を手元のボタンで操作できるため、ステアリングから手を放さずに運転操作を行える。 ドライバーが車いすをスムーズかつ簡単に収納できるように、収納機能は運転席側の後席部に設置されている。この車いす積載システムは、ドイツTECHNIK RAUSCH社の「Ladeboy S2」で、市場でもっとも実績のあるシステムのひとつとのこと。運転席側の後部ドアを電動スライド式ドアに改造し、リモコンまたはスイッチを使用したワンプッシュ操作で、スライドドアを含む積み込み作業を行ってくれる。対応する車いすの重量は、最大38kgまで。車種にもよるが、基本的には後席1座分のスペースがあれば、搭載可能であり、ラゲッジスペースもしっかりと活用できるのも強みとなっている。 同社ではMINIのようなコンパクトカーからメルセデス・ベンツGクラスとった大型SUVまで幅広い車種に対応。すでにEVでの実績もある。そのなかにポルシェ911やBMWアルピナといった趣味性の高い車種が含まれるのは、さすが自動車大国ドイツを感じさせるところ。また同社ではメンテンナンスはもちろんのこと。身障者向けの運転免許の取得のサポートなどのサービスも提供している。 ...
On 2024年1月11日 / By wpmaster文と写真⚫︎大音安弘 2024/1/10(水)配信 欧州最大の福祉機器展「REHACARE(リハケア) 2023」が、2023年9月13日~16日の期間、ドイツ・デュセルドルフで開催された。今年の出展社は700社を超え、来場者の総勢が3万人となる盛況ぶり。その会場で出会った福祉車両やモビリティを紹介したい。 身障者向け車両改造を手がけるMoblicenter zawatzky社は、1962年に創業した業界の老舗のひとつ。運転免許教習所からスタートし、1965年には、世界初となる身障者向けの運転訓練を開始した。さらに1967年には最初の身障者向けの車両を製作し、同教習所での運転訓練に活用するようになった。そこから車両改造のエキスパートの道を歩み始めた。そんな同社は、個別の改造だけでなく独自のコンプリートカーも提供している。 展示車の「プジョーリフターマキシ デュオ」は、日本でも販売されているプジョーの7人乗りMPV「リフターマキシ」をベースにしたもの。外観上は標準車とまったく同じだが、室内を眺めてみると、驚かされる。なんと本来は存在するはずのシートが見当たらず、広々した空間が広がっているためだ。これは電動車いすの利用者がそのまま、乗車かつ運転可能とした仕様なため。身障者ドライバーの乗車口は、テールゲートからとなるが、非常に快適なアクセスが可能。リモコンキーの操作ひとつで、テールゲートと折り畳み式スロープなど全ての動作が行われるからだ。さらにアクセス性を高めるために、後輪のサスペンションには車高調整機能も追加している。ユーザーは、完全にフラット化された車室を移動。ドライバーズエリアに収まると、ドッキングステーションが自動的に電動車いすを固定する。後はハンデキャップに合わせて装着されたドライビングサポートシステムを使い、ドライブに出かけることができる。 同仕様の優れた点は、助手席側シートがドッキングステーション対応仕様なため、自由に切り替えられること。身障者ドライバーが同乗者と運転を変わって欲しい場合、助手席を運転席側にセットすることで可能に。このシステムを活用し、電動車いす利用者が二人揃って快適に出かけることもできるのだ。もちろん、広々した後部空間を乗員スペースとしても活用できるように、2座もしくは4座の折り畳み式シートを装備できる。このため、MPVの強みはそのまま。だから、友人や家族など大人数でのドライブも楽しめるのだ。 130馬力の1.5L直4クリーンディーゼルエンジン搭載の8速AT車をベースにした価格は、79800ユーロからなので、約1250万円から。(※現在のドイツで販売されるリフターはEVのみのため、新車在庫での対応) 同社のコンプリートカーは、車いすのまま乗車可能な介護式車両と電動車いすのまま運転を行える自操式車両に力を入れているため、MPVのみをラインアップしているのが特徴。日本の自操式福祉車両は、車いすから乗り換えるものが基本。車両は高価だが、電動車いすの利用者が移動の自由を手にできる意義の大きさを感じた。 ...
On 2024年1月10日 / By wpmaster文と写真⚫︎大音安弘 2024/1/9(火)配信 欧州最大の福祉機器展「REHACARE(リハケア) 2023」が、2023年9月13日~16日の期間、ドイツ・デュセルドルフで開催された。今年の出展社は700社を超え、来場者の総勢が3万人となる盛況ぶり。その会場で出会った福祉車両やモビリティを紹介したい。 日本の車いす利用者の多くは、手動車いすを愛用している。もし簡単に電動化できれば、手動式と電動式の両方のメリットが得られ、行動範囲を広げることができる。それを実現させるのが、車いす用電動アタッチメント(電動牽引装置)だ。 イタリアのTRIRIDE社は、車いす用電動アタッチメントに特化したメーカーで、多彩なラインアップを誇る。その電動牽引装置の基本構造は、舵取りが可能な電動駆動式1輪車だ。手動車いすの前方に装着することで、車いす側の前輪がリフトアップし、電動3輪スクーターへと変身させることができるのだ。 用途に合わせた幅広いラインアップを誇り、タイヤサイズだけを見ても、10インチから20インチまでの仕様を用意。そこには子供用のものも含まれる。 同社の電動牽引装置のエントリーモデル「LIGHT」は、最大トルク40Nmを発揮する電気モーターを搭載し、平坦な道なら最大50kmの航続距離を備える。軽さも持ち味で、重量は8.5kgに留められていて運搬性にも優れる。道路状況や用途に合わせて、タイヤサイズを12インチと14インチから選択可能。タイヤの種類も、走行路面に合わせて、シティとクロスが選べる(交換も可能)。そう、TRIRIDEは自転車で走れる未舗装路での走行も可能な性能も有しているのだ。また独立したブレーキシステムなどの独自開発の機能を盛り込むことで、安全性の高い製品に仕上げている。 上記以外にも、LIGHTと同等性能で軽量化を図った10インチタイヤ仕様の「LIGHT 10」、子供向けの「Kids」、50Nmまでパワーアップを図った「SPECIAL LIGHT」、75Nmまで性能を上げた高性能仕様「SPECIAL COMPACT HT」、16インチの大径タイヤによる高い走破性で長距離移動に挑む「SPECIAL HP16」、スポーツ仕様の「Mad Max」、クロスタイヤを装着したオフロード愛好家向けの「T-Rocks」など個性豊かなモデルを展開する。また飛行機での移動を行う人向けに折り畳み機構を備えた「FOLDABLE」は、旅好きなユーザーや忙しいビジネスマンのニーズにも応えてくれる。 TRIRIDEのユニークな製品が、ハンドバイク仕様も用意していること。このハンドバイクとは、足ではなく、手で漕ぐタイプのものだ。こちらも電動牽引装置と同様に、自身の車いすに取り付けて使用することができる。タイヤは、16インチと20インチの2つの仕様を用意。タイヤはチェーン駆動となり、スポーツサイクルのように8段もしくは11段のギアが備わっている。ハンドルもスポーツタイプとなり、もちろんブレーキも装備。これによりエクササイズやツーリングといった楽しみ方も可能だ。さらにTRIRIDEでは、ハイブリッドモデルも設定。そう、手動と電動の切り替えができるモデルが用意されているのだ。機能追加のため、7.5kg~9.5kgのマニュアルモデルよりも重量は増加し12.5kgとなるが、電動アシストモードならば最大100kmまで航続距離を伸ばすことができる。これならツーリングを趣味とした長距離移動も問題なくこなせる。 同社では、車いすに簡単に装着できる後輪用電動駆動システムも用意。愛用の車いすの電動化に加え、TRIRIDEの電動牽引装置やライドバイクとの組み合わせることで、走行性能を高めることができるのもユニーク。これらのシステムを使えば、いつも愛用している車いすが別物に生まれ変わったような体験ができるといっても過言ではないのだ。 ...
On 2024年1月9日 / By wpmaster文と写真⚫︎大音安弘 2024/1/8(月)配信 欧州最大の福祉機器展「REHACARE(リハケア) 2023」が、2023年9月13日~16日の期間、ドイツ・デュセルドルフで開催された。今年の出展社は700社を超え、来場者の総勢が3万人となる盛況ぶり。その会場で出会った福祉車両やモビリティを紹介したい。 ベルギーに本社を置く「Q Care」は、福祉車両へのコンバージョンや販売を行う会社だ。自操式福祉車両も手がけるが、今回の出展では、身障者を車いすのまま乗車させる介護式車両を中心に展示を行っていた。 介護式福祉車両の場合、主にワゴンタイプの車両が使われる。その場合、バックドアにスロープを設けて乗降を行うため、車いす利用者の乗車位置は、ラゲッジスペース付近となるのが一般的だ。同社の手頃なサイズのデモカーは、ルーマニアの自動車メーカー「ダチア」のMPV「ジョガー」ベースのリヤスロープ付きでラゲッジスペース付近に乗車するタイプと、「欧州フォード」のMPV「トルネオコネクト」のサイドスロープ仕様の2タイプを展示していた。 リヤスロープ仕様のメリットは、1列目と2列目のシートまでエリアをベース車のまま使えることにある。ただ車いすの乗員との間に距離が生じてしまう。とくに2人で乗車した場合、運転席と最後部の車いすの乗員とは、様子を伺いにくいだけでなく、会話もしづらい状況でもある。Q Careのサイドスロープ車は、なんとアクセス位置をサイドに変更することで、車いす利用者を助手席位置に乗車させることを実現している。これにより、2列目の2座が失われてしまうが、ドライバーは車いすの乗員とコミュニケーションを図れるなど移動中のフォローも容易となるのが大きな価値となる。 同社の担当者は、「大切な家族や仲間の車いす利用者に疎外感を与えることなく、楽しい移動時間を提供できるのも、サイドスロープ仕様の魅力」とのこと。またカップルや若い夫婦にも人気があるそう。ただファミリーカーの場合、福祉車両でも手頃なサイズのクルマで家族全員が乗車できるものが求められることもあるため、2つの仕様を提案しているとした。 一方で、「フォードトルネオカスタム」のような大型ワゴンでは、バックドアのスロープからの乗車でも、2列目中央に車いす利用者を乗車させることが可能な仕様を提案している。この仕様だと、4名乗車+車いす利用者の5名の乗車が可能。乗降時には、荷物を下ろす必要はあるものの、ラゲッジスペースも活用することができるので、こちらもファミリー向けと言える。 福祉車両の場合、ダチアやシュゴダなどの東欧メーカーのクルマでのデモカーが多く見受けられた。この点を担当者に尋ねると、最大の理由は、ベース車の価格を抑えることができることだという。ダチアがルノー傘下、シュゴダがVW傘下といずれも巨大メーカー系列であり、プラットフォームや技術の共用化も図られているため、クルマの完成度も高いと聞く。高額な改造費が必要な福祉車両で、東欧車が注目されるのも納得の結果であった。 ...
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